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「ゲーマー小説」を書きたいと思った理由

今回の話は「ゲーマー小説を考える」です。

私自身もゲームを題材にしているということもってか、「ゲーマー小説が主人公である小説」をちょくちょくチェックしたりしています。

そこで、自分なりに「ゲーマーを小説で調理するときにどういうテーマがあるか」をざっくりと書き出すと、次のような内容になると思われます。

1. ゲームの知識を使って、異世界で無双する
2. ゲームに才能のある主人公がプロゲーマーを目指す
3. ゲーマーが配信者やVtuberになり人気者になる
4. ゲーマー達が部活動をしながら大会を目指す

このように整理していたときに、ふと私は思ったのです。

「あれ、意外とゲーマーの『等身大』の小説って意外と書かれていないぞ」と。

この辺りは難しく、小説を読むということは、自分とは異なる世界を体験することでもあるわけだから、『等身大』のゲーマーというのは、あまりにもゲーマーの生活と近すぎるため、わざわざ小説を読むほどではないのではないか、と。

しかし、ただ個人的には小説を書く動機付けは存在しました。

1. ゲーマーは面白い
2. 「あるあるネタ」は共感・笑いの種になる
3. 主人公が底辺から成長していく姿は人の励みになる
4. 書かれていない

私自身は、ゲーマー自身は良くも悪くも面白い人達が多く、何らかのこだわりだったり、考えがあったりします。私は小説を書いている間にゲーム実況配信を聞き流していることが多く、その中で「この人たち面白いなあ、キャラにしたらいいキャラになるんだろうな」と思ったことが多かったので、思い切ってキャラにしてみたらどうだろう、と考えました。

また、単純に書くのではなく、ゲームにまつわる「あるある」というか、割とダメな部分というのは笑いになります。例えば、私の小説でいうと「初めての対人戦に行ったら、相手が強すぎて萎えてしまう」といった体験は、ゲーマーなら少なくない人が体験しており、そこで共感と面白みがあると思ったのです。

そして、3については言わずもがなで、これは私の体験も込められています。私はゲームが下手な部類に入ります。そして、どんなゲームでも最底辺からスタートするのが普通なのです。その体験を活かすことで、底辺から成長する主人公を書くことは、単純に人々に勇気を与えるのではないか、ということです。

4については、これは両義的な部分があります。書かれていないということは、逆に言えば「受けない・面白くない・バズらない」からであると考えられることもできます。ただ、自分はそういう小説を読んでみたいと思いますし、自分で読みたいなら、自分で書くのが一番だろうということで書き進めています。

長々と自作語りをしてみましたが、この自作語りで一人でも自作に興味を持ってもらえれば嬉しいと思って書いてみました。

ではでは。

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