こんにちは、アイアン先輩です。
今日も更新をしました。
今回は近況ノートにおける「ジャンルの力」と「内容の力」についてです。
恐らく『カクヨム』で小説を書いている方だと、純粋に面白い小説を公開したいという人もいるとは思いますが、基本は「公開したからには、皆に広く読まれたい」と願っている人が多いかと思われます。要は、自分の書きたいものを書きつつ、PVも伸ばしたいというわけですね。
そこで、私の手元にある『小説家になろう』から、二つの短編データを引っ張りだしたいと思います。
1. 【最弱四天王モノ】
* 『四天王でも最弱の奴を魔王城から追放したら、魔王城が崩壊した』
* 「パーティー追放・ざまぁ」系に属しており、公開から1200PVを獲得。一日当たり170PV。
2. 【ゲーム転生モノ】
* 『ゴブリン転生の俺、死亡フラグ回避に頑張る』
* ジャンルが当たり前になっているせいか、3日前に公開して90PV。一日当たり30PV。
この二つの評価点を見てみますと:
* 【『魔王城崩壊』】: 150点(1PV辺り0.13点、70PVにつき1人の評価)
*【『ゴブリン転生』】: 44点(1PV辺り0.5点、20PVにつき1人の評価)
ここから次の仮説が得られます。
*【ジャンルの力は侮れない】
同じ時期に公開された作品の2倍近く差がつく。
*【評価される確率の問題】
ジャンルの力が強い作品は、総合累計評価もあがる。また、評価される機会も増えるので、ランキングに露出する機会も多く、さらに伸びることが多い。
* 【評価されない作品の伸び悩み】
しかし、点数を見たときに良いスコアにならず、PVを上げたとしても伸び悩む時期がくる。
考えてみれば「良い作品を書いても、見られなければPVは伸びないし、逆にPVの伸びだけ気にしても、良い作品でなければ評価は得られない」という当たり前の結論になります。
結局は「自分の小説を広く読まれたい」と考えるならば、「流行りのジャンルで面白いものを書く」という、シンプルで一番困難な事実が重要なわけです。
そこで、いま書き進めている『魔族四天王の冒険譚』に関しても、「ヤンデレ」というジャンルの力で皆様の眼に触れるようにはなっており、固定読者も付いてくれているとありがたい状態ではあります。
ただ、作者としては、ここからが恐らく勝負時で、純粋に内容が問われてくる段階になるのかなという気がしています。
長々となりましたが、『魔族四天王と使役聖女の冒険譚 ~四天王の中で最弱だったし、勇者の愛は重いけど、強く生きていく~』を更新しましたので、よろしければ見てください。
『魔族四天王と使役聖女の冒険譚』
https://kakuyomu.jp/works/16818093079107993020ではでは。