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無能な主人公には善性が無いと好かれない & 更新: 『(略)「実は異世界に転生したチート能力持ちの勇者」じゃないわけがない!』

こんばんは、アイアン先輩です。

ちょっと知り合いと自作について話をしたところ、「これくらい主人公が無能だったりすると、やっぱり徹底的に善性が無いと、読者には好かれないよね、元々無能なのでイライラして好感が下がるものだし」というフィードバックを頂きました。

確かに、この小説は「狂人が騒いでいてそれを面白おかしく記録している」という形式にしていたのですが(『ドン・キホーテ』式ですね)、良く考えてみれば、普通の小説の読み方というのは、その主人公を客体として観察するよりも、主体として感情移入するという読み方が普通なんだよなという気がします。

問題としては、アレクについては、応援したくなる要素が無いというのは全くそうで、例えばこの小説の元にしている『ドン・キホーテ』ですら、騎士道を全うしようとするという善性があるので、今後書き直す必要がある部分ではあると同時に、今後の連載の課題になりそうです。

というわけで、更新しましたので、是非読んでみてください。

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