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試作型material in 蒼海のニーア

ある方のキャラステータスを見て書きたくなったので、公開してみます
反響あれば続きも書くかも

(ステータス途中にある、英語を一分間の腕立て伏せに例えると
Aは一分間、ペースを崩さず、しかも人差し指だけで腕立て伏せをするレベル
Bはペースは崩れないが、両手でやるレベル
Cはペースは崩れないが、やや遅く数は平均的なレベル
Dはペースは遅く、所々で休憩しちゃうレベル
Eは数回でバテるレベル

+、-は状況により現れるステータスの変動。限定的なランクアップを示す)


⚫︎ヒューマ・シナプス
性別:男
年齢:28
生誕日:7/24
出身地:日本
身長:165cm
体重:62kg

⚫︎人物
戦場をまたにかける傭兵。その実態は、ギアスーツ開発の第一人者であるツバキ博士の夫であり、彼女の私兵団TPAのエース。

歳に不似合いな若々しい少年のよう肉体を有し、内面を知らなければ学生と間違えられる。少し癖のある黒髪、生死を達観している灰色の瞳、痩せ型で、黒と赤の服を好む。

かつて輝かしい何かを持っていた人物であるが、今は落ちぶれている。そのためか性格も少し皮肉が増え、自嘲も増えている。
寡黙に見えて感情的。一辺倒に見えて臨機応変。ロマンチストの皮を被ったリアリスト。夢を忘れた子供のような性格。

戦場に身を置き過ぎており、多少倫理感が狂っている。人を殺す事に抵抗はあれど、仕方ないと諦める。子供が戦場に出る事に反感を覚える一方で、その子供が自分の意志で戦うならば、自分もそうだったから、と自分に言い聞かせて許す、など。
その根底にあるのは、自分の大事な仲間、家族を守るという保守的なもの。それのためならば、他者を殺しても仕方がない、と実行するエゴイスト。その他者に、自分も含まれる。
妻と娘には溺愛しており、逆らう事はできない。ドット・テルリとは長い間の戦友。そして人生の相談相手である。
また、自分が一度救った世界がどうなるか、それを求めて戦っている。

⚫︎パイロットステータス
筋力:B
反応:A
精神:C-(精神性に欠陥あり)
知性:C++(兵器知識に偏りが見られる)
技術:B
幸運:D

⚫︎パイロットスキル
・臨機応変 B- :いざという時に即座に行動できる対応能力。Bとなれば、身体が動くならば即座に反応できる。が、それは自己犠牲の気がある。
・近接戦闘技術 A++ :近接戦闘における技術の高さ。Aであれば、近接戦闘よりも銃撃戦にシフトしないと必死である。特に彼は、大剣の技術を会得しており、それが唯一無二の特異性にもなっている。
・確殺主義 B :相対した敵は必ず殺すという精神性。問答無用、冷徹無比の機械。Bとなれば、生き残った方が珍しいと言えるほど。
・対巨体 A-- :自分よりも大きな相手への対抗性。Aとなれば、どんなに大きくてもそのサイズ差を感じさせない戦闘が可能だが、彼の場合はしばらくそのサイズの敵と戦っていないため衰えている。
・対人 B++ :人型、もしくは人並みのサイズの敵に対する対抗性。Bであるため通常の傭兵並みの適応性だが、彼の苛烈な戦歴はその極地に達しようとしている。

⚫︎機体
BR-03 ブロード・レイド
全高:2.2m
重量:203kg(装備、装甲含む)
動力:バイオスフォトン
推進部:腰部バインダースラスター×2、肩部姿勢制御バーニア×2、脚部ホバーユニット×2
外見:黒の鎧に、所々に赤い装甲が付け加えられている、スラッとしたスタイル。装甲も過剰なほど厚くなく、人体の関節可動を極限に活かせるようになっている。
顔は、大きく開いた赤いバイザー。そこにはモノアイ、またはツインアイが映し出される。
胸部は、バリアージェネレーターが露出しており、脆弱に見える。
右腕には基本的に大型の長剣が装備されており、左腕は銃撃用の武装。盾を持つことは滅多にない。

GNアーチャーの顔、ウィングガンダム(プロトゼロ)の腕、ジンクスⅢの胴体、フリーダムの脚部が黒と赤で彩られてる、というイメージで
背部はオプションにより変わるので、ここでは言及しない

⚫︎武装
・大型加熱式長剣「ルベーノ」:主兵装。右腕に装着される、全高の半分ほどの大きさの両刃の剣。なので、厳密に長剣ではなく大剣なのだが、そのカテゴリがないため長剣にカテゴリされる。
重量で切り裂く剣であり、加熱していなくてもギアスーツぐらいなら切り裂けるし、貫ける。加熱するのは、よほど硬いか、武器を破壊する時ぐらいである。加熱の際、Dの字のフックを握り、チェーンソーの起動の感覚でワイヤーを引っ張らないと加熱しない(安全装置)また、一度だけ冷却する事が可能だが、急速の冷却は刃に悪く、継続しての使用は望めない。
元々は、対巨体用の切り札であり、内部を焼き切る事に重点を置いた武装。現在ではその取り回しの悪さが仇になりやすいが、ヒューマの卓越した技術で対応している。取り回しの欠点を補うために、柄が内蔵されており、それを使うことも可能。
・低反動小型レールガン :左腕に装備されている電磁式射出装置。それの低反動で、小型のモデルであるが取り回しは最悪。威力は高く、弾速も速いが、命中性は低いし重量のせいで機動性も損なわれる。元より、人に使うには過剰すぎる威力であり、この時代からすると不似合いな武器。
元々は、対巨体における主兵装。ツバキがお気に入りだから、という理由で使わされている。ヒューマは、右腕のルベーノと左腕のレールガンの重量を利用した、重心移動を駆使した戦闘方法でその弱点をカバーしてる。
・アサルトライフル :「フンド」とも。この時代にはありふれている、手持ち式機関銃。威力は対ギアスーツを考えると心許ないが、弱点である顔とコアを狙えるなら必殺になり得る。また、重点的に同じ箇所を狙われると危険なので、扱いやすさ、手に入れやすさもあって採用しやすい。
ヒューマは乱戦であれば、敵の落としたアサルトライフルを奪って使用したりしている。手に入れやすい=弾数を気にせずに使える、を地でいく。

⚫︎機体ステータス
馬力:B
耐久性:C+++(特殊な試みがされている)
機動力:A
継戦力:B
整備性:E-
特異性:A

⚫︎機体スキル
・特殊金属 :材質が他とは違う。変異バイオニゥムと呼ばれる金属で構成されており、耐久性は底上げされている。が、整備性が極端に悪くなる。
・バリアーシステム :本機に搭載された試験的能力。エネルギーを消費する代わりに、機体を中心にエネルギーの膜を展開する。展開時、銃弾を受け流し、同じエネルギーならば抵抗ができる。また、火力を上げることで剣なども受け流す事が可能。これにより耐久性は底上げされている。が、整備性が極端に悪くなる。
・最適化 :バイオニゥムに包まれた本機だから行える再生。破壊された部分を、金属が引き伸ばされてカバーする。また、金属の性質を周りの環境に合わせて調整する。耐久性は落ちるが、致命傷を隠せる。だが、本機のそれは不完全のものであり、使用すると壊れる。

⚫︎機体説明
ロールアウト、2424年。ツバキ博士がかつて開発した、RRの内部フレームや装甲を流用した後継機。そのため、型番こそ変わっているが、本来はRR-02である。
高機動近接戦闘特化機。一撃で目標を破壊し、すぐさまに戦場から離脱するコンセプトであるが、ヒューマの戦闘方針である、必ず敵を殺す、により離脱ではなく執拗に追いかけ回すのに使われる。
人体に影響があるほどの高機動を行える。高度数千メートルからの海上ジャンプなんてなんのその。とはいえ、これは身に纏うバイオニゥム金属の装甲のおかげである。そのため、可動域も極限に増やせるのだ。
試験的に採用された機能があり、バリアーシステムと呼ばれる。胸部、両肩部に搭載されたバリアージェネレーターを展開すると発動し、機体の周囲にバイオスフォトンの球体状の膜を張る。信頼性の足る防御が行えるが、エネルギーの消費が激しい(動力からエネルギーを使ってるので)RRから使われている技術である。
名前の由来はロード・ブレイドの言葉遊び。決して、大雑把な強襲者ではない。ツバキの命名に異を唱えたヒューマが、面倒ながら付けた。が、その真意はBRにある。RRではなく、BR。Beforeではなく、Brakerでもない。自分の在り方を想い、嘲笑って名ずけた、かつての自分の否定。もしくは、かつての自分を隠すための黒である。ルビィ・レッドではなく、ブラック・ルビィ。もしくブラック・レッド。「――私は黒くない――」そうかな?


以上
疑問や、要望、意見などはコメントで
それでは

2件のコメント

  • いい感じですよ。腕立て伏せに例えた表現で分かりやすいですし。
  • >ミレニあんさん

    コメント、ありがとうございます!
    即興で決めたのですが、そこをお褒め戴けるとは……ッ!
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