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稲尾桜花 生まれた時からどんぶりめし な落書き

 稲尾桜花(いなおおうか) 1歳 男 8月9日生まれ
 125cm 34kg 種族:鬼狐
 好物:寿司、麦トロ飯、ハンバーグ、唐揚げ、砂肝(渋い) 好きなこと:読書、動物観察、ボール遊び(ドッジボール、サッカー) 苦手なもの:苦いもの、酸っぱいもの(特に梅干し)、酔っ払ってキス魔になった椿姫

 常闇之神社で鬼神・稲尾燈真と九尾・稲尾椿姫から生まれたサラブレッド。両親どちらかの血が強く出たタイプではなく、第一世代の雑種強勢が起こり、鬼と狐両方の血が相剋・相生した種として生まれおちた。
 恐れ知らずだがそれを裏打ちする実力をすでに持ち、神社の格闘訓練場の子供の部では負け知らず。青年の部に混じって組み手をするほどである。
 将来の目標は二〇〇年以内に両親を超え最強の妖怪となること。

 史上最悪のテロリスト・東雲嶺慈相手にも物怖じせず接する胆力を持ち、最近では雷疾と万里亜という弟妹分ができたことで兄の自覚を持ち始める。
 幼い頃から読み聞かせをしてもらっていた影響で読書が好きで、児童向けの小説を読んだりしている。好きな作品はハリーポッターシリーズ。

 動物観察も好きで、庭に現れる妖怪なりかけの狐や狼と会話して言葉を教えたり、動物の暮らしを教わったりしている。特に好きな動物は猫。

 雷疾や万里亜に尻尾を噛まれたり、寝相の悪さに巻き込まれたり、蹴り蹴りされるが平気な顔で受け入れる心の広さを持つあたりは強者の風格を思わせる。
 稲尾菘を姉と慕い、彼女からよくわからない雑学を吹き込まれることもしばしば。
 竜胆から勉強を見てもらっており、好きな科目は生物、民俗学など。

 母・椿姫の触れたら切れそうな刀のような雰囲気を苦手としていたが最近は平気であり、素直に尊敬している。椿姫の尻に敷かれる燈真を見て、自分はこうはなりたくないと密かに思っている。
 兄貴分の蕾花に関しては「強いけど間抜け」という感想を抱いており、将来は五隊最強格の忌兵隊に入れてもらおうと修行に励んでいたりもする。

 両親のどちらかというと父の方に懐いており、椿姫は若干不服そうな顔をしているらしい。
 愉快な神使たちを皆等しく家族・親戚と思っており、特に蓮は「愉快な叔父さん」という認識。真鶴に関しては手伝いをするとおやつをくれるので好きなお姉さんという感じ。

 夜葉相手にも物怖じせず、「ぼくのほうがつよいもんね!」と言い放つなど、幽世で最も恐れ知らずな妖怪と言われているとか(夜葉は強い神使が育つことに好意的なので、むしろ挑戦されるのを待っているくらいである)。

 幽世で最も強い術師だと思っている相手は稲尾善三。人間でありながら龍神と契約する彼を密かに尊敬している。



 本史ではまだ影も形もない彼ですが(燈真君がまだ恋愛すらしてないので)、地味にイラストが四枚ほど出来上がった桜花君。
 大食いです。五歳児ほどの外見年齢ですが、身長も体重も大柄ですね。これは鬼の血が影響しています(常闇世界の燈真君は二メートル越え、550キロという馬並みの体重。本史では174cm90kgと、やはり先祖の影響で体重は重め)。
 骨密度も筋肉密度も生半可ではなく、普通に乗用車に激突されてもケロッとした顔で立ち上がるほどの頑強さを持ちます。
 それこそライフル弾くらいなら頭蓋骨で跳ね返せそうです。

 ちなみに角が鋭利に見えますが、意外と丸みを帯びていて切れたり刺さったりはしないです。
 設定的には神経が集中している部位なので、触れられるとソワソワくすぐったかったり、折られようものなら気を失いかねない激痛です(折れても生えます)。

 長いですがまだ続きます。

 ここで設定開示になりますが、鬼たちはみんな頭蓋骨が凄まじく頑丈で、余程の衝撃では脳震盪も起こらないほどです。それこそ人間の膂力では金槌でぶん殴っても、金槌の方が柄から千切れるほど頑丈ですね。

 そんな頭蓋骨で守られた脳が熱を持つので、それを放熱する意味合いでも角は重要です。溜まった熱を妖気や紫外線に変換して放出しているという設定で、鬼が持つ代謝能力において非常に重要な器官です。なので誇らしげな部位であると同時に、最大の弱点でもあります。

 なお、黒い角は燈真君の系譜だけのものです。先祖にして半神・狭真様が黒い角を四本持っていたことが発祥ですね。桜花君は心臓こそ受け継いではいませんが、血は色濃く継いでますので……。

 そろそろ社務所日誌に狭真様を出したいなあ。


 ど深夜に長話失礼しました。

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