:滅葬のアンダーテイカー
令和七年七月七日——世界中の預言が七月の日本に集中する最中起こった未曾有の事件『世界同時多発獣害』。
突如として世界中に現れた幻獣が人類を攻撃し、物質文明に夥しいダメージを与えた。
それから約半世紀ほど——西暦二〇七四年。
残された人類は限られた生存可能領域に閉じこもり、自立防御の構えをとって生存権を死守していた。
幻獣を唯一葬れる兵装・葬器を扱える選ばれた人類・葬人(そうじん)だけが、生き残った人類の希望だった。
平成ラノベにありがちなタイトルと、ゴッドイーターやブラック・ブレット、進撃の巨人によくある「人類と天敵の生存戦争」の図式です。
昔描いていた滅葬のブラッドアームズを今の自分がレタッチしたらどうなるか、という着想です。