「~とは何か?」を繰り返し書き続ける、というコンセプトで書いているので、疑問や問い、問題はできるだけたくさん必要です。簡単に増えて、いくらでも増やせるという状況が必要です。
最初のつまらない問いも、一部分を変えたりすることで、別の問いとして増やして行くことができます。また、答えのフレーズや分を、新たな問いとして使うことも可能です。
一度に考えるのは400字ぐらいで十分な感じなので、この2つのルールがあればすぐに、必要なだけの問いが得られます。2つのルールを組み合わせて使うこともあります。
答えの方は、問いに対し、それを別の言葉で言い換えたり、別の言葉で説明したりしたものなので、使用する単語は、問いと答えを繰り返すたびに増えて行きます。登場する単語が増え過ぎても、1つの作品がなんだかよく分からない物になるので、文字数を増やすのは意味が無いと考えています。
ただしある程度の単語数、問いの数、答えの数がそろうことで、登場する単語・フレーズ・分の相互関係が、ちょうど良い複雑さで現れるのです。ちょうどいい単語の数、ちょうど良い複雑さ、ちょうど良い長さ、ほどよい納得感。そんなことも1つの作品が成立する条件として意識しています。