三作目、無事に終わってくれました。
前作『ヘテロ・チャイルド』が時間かけすぎたという反省を踏まえ、プロットが固まってなくても「とりあえず書いてみよう」と二ヵ月という期限を切って書き始めた結果、二か月半くらいになってはしまいましたが、上手いこと着地できたのかなと。
本当はもっとお気楽なコメディにするはずだったのが、自分の性格なんでしょうがどうにも重い話になりがちで、ギャグとシリアスのバランスが難しかったかなあ。
あと、まだ「作品として完成度の高いものを」という意識が強すぎる気がして、もっと振り切って尖ったものを書きたいように書いてみようかなと思ったり。
とはいえ二ヵ月でも作品を完成させられることがわかったのは収穫でした。
書いているうちにどんどん話もキャラも当初の想定から変わっていくので、あまり構想に時間をかけすぎるのは良くないですね。
というわけで、次作はスピードと内容の黄金比を意識して挑みたいと思います。
最後まで読んでいただいた皆様、応援してくれた方、本当にありがとうございました。