こにん。
終わりました、ウィスタさん!
開国のウィストアギネス〜出戻り巫女が星海の聖女と呼ばれるまで〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330664629049282本日朝、最終回をアップしています。
最後にもちょこっとだけ、謎の開示を入れてます。
この機会にぜひどうぞ!!
いやあ。
終わった終わった。
疲れたぞなもし。
ええと、真面目なというかこころの叫び的なやつは前のノートで終わりとして、ここではウィスタさん裏話みたいなの、書いていこう。
長いよ。
わたしがどんだけ悩んだかの愚痴こぼしであるためだ。
……。
前のコンテスト、嫁入りセカンドライフの応募作「祝縁の花嫁は竜の背に立つ」を書き終わったのが9月18日。で、たしか9月上旬には、次のコンテストである運命の恋の予告でてたと思う。
嫁入りを書きながら、頭のすみで運命の恋、考えてた。
運命っていうくらいだから、壮大だよね。壮大な雰囲気なら、なんとなくわたし、得意なんじゃないかって思ってた。
大いなる過ちであった。
9月22日に作った、最初のアイデアのメモがある。
獣人、大盗賊、硝子の少女……。
百個以上、アイデアおいては壊して。
いやあそこから、大変だった。
24日に、はじめて「開国のウィストアギネス」という言葉がある。
内容は……ええと、異種族の娘が王子とかと結ばれて、交渉が途絶えていたその種族との仲立ちをする、みたいな?
その後、一時期は別のアイデア(大盗賊)で書き進んで。
でも、繋がらなくて諦めた。
その筋で、壮大、を持ってくることができなかった。
あるとき。
ふと、海が見える高台に立つ白い服の女が浮かんで、ちょうどそのころ聴いてた「アルキメデスの大戦」の曲が、ばん! って、立ち上がって。
https://youtu.be/HACFu6yfOLk?si=6HMfHXGpr3w_M-P0ああ、これだ、ってなったのだ。
で、ちょっとわたしが好きな軍記物にも寄せた感じの、いまのウィスタさんの話に繋がったとさ。
とはいえそこから、大変だった。
大変の理由をいま思い返すと、ひとつには、舞台。海。綺麗でいいけど、船の話って、難しい。だってほら、船と船、陸と船のあいだ、自由に行き来できないじゃない。まして鎖国中。場面転換が難しい。たまたま出会った、とか、たまたま近くにいた、みたいなのが一切使えない。きっちり目的をもって移動させてあげないといけない。その捻り出しにいちいち、苦労してました。
特に苦労したのは以下の4つ。わけても2個目。
・オリアスが聖ルオ国に来る理由と方法
・オリアスが自国に戻ることができる理由と方法
・ウィスタをそれに伴うことができる理由と方法
・二人が聖ルオ国と交渉する方法と場所
あと、わたしね、どうやら主人公たちが走ったり、飛んだりができないと、書きずらいと感じるらしいのですよ。で、船の上で飛んだり跳ねたりしてても、ねえ。それ海とか船じゃなくてもよくね? ってなる。
それに、船! 動きが付けづらい! 進む、止まる、しか基本かけない!
だからばんばん、波で揺らして、ひっくり返して、やってみました(笑)
ついでに、船って基本、どれも似てるから、特徴が出せない。
足元の美しい花々、とか、古い街並み、みたいなのが使えない。
なのでどこにいても似たような情景描写になっちゃう。
……なんかさ。
こう書いてくとさ。
題材、船と海にした時点で、だめじゃんね、わたし(笑)
……。
ああ。つかれたぽん!
今回は、正直、ほんとに、賞は無理だと思ってます。マジで。
ひとつ大きな理由があるけど、それ言っちゃうと先入観になるから、言わない。
主人公の組み立てが、どう努力しても、1個、変えられなかった。
それが致命傷だなあって思ってる。
でも、わたし自身はとっても好きなお話になった。
愛せる主人公になった。
それが、嬉しいのだ。
にはは。
……。
開国のウィストアギネス〜出戻り巫女が星海の聖女と呼ばれるまで〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330664629049282最後までお付き合い、ありがとうございました!