に。
へへ。
元気?
先月ね。
お仕事が詰まったタイミングで、いろいろ、いろいろあって。
なんか、動けなくなっちゃった。
怖くて。
なにをしても、どこにいても、おまえは不要だ、って言われてる気がして。
仕事でもだめで、家庭でもだめで、そうして、そうして……。
それで、ずっと、自分のなかのいろいろと向き合ってた。
わたしはなんなのか。
わたしがつくるおはなしって、なんなのか。
消えなきゃ、だめなのか。そうではないのか。
まだ、ふわふわしてて、よくわかんない。
でも。
このあいだね。
とあるつながりさんが、ね。
寂しいよ、って。
こんなわたしでも、姿がないことを寂しいって。
わたしは、ばけもの。
ひとの言葉がわからない。
ひとの言葉を消化できない。
でも、信じる。
かえらなきゃ、って、おもった。
昨日、朝からずっと、近況ノート書いては消し、書いては消し。
ようやく夜になって、投稿できました。
へへ。
……。
小さくなってるあいだね。
竜のおはなしとずっと向き合ってた。
そのなかで、文体も、書き方も、ずいぶん変えました。
改行ごとに空行を入れる、いわゆるラノベ書式をやめたり。
地の文で会話をさせるようにしたり。
一方で、地を硬質に書くことを、恐れないようにしたり。
なんというか、むかしの書き方に戻しました。
竜のだけじゃなくて、過去のもいくつか、直したり。
そうして、嫁入りの要項にも、全力で向き合った。
足りないあたまと堕ちたこころのぜんぶを向けた。
その結果、竜は、展開を全面的に切り替えました。
降ってわいた婚姻。
でも新しい環境で、自分の特技を活かして、生き生きと暮らしを楽しむ。
旦那とまわりに徐々に認められ、愛され、明るく優しく、おはなしが終わる。
このことに、全力でしがみつきました。
そうしたら、書いているうちに、わたしは、あの世界が大好きになりました。
もともと、過去イチで、設定をこまかく作り込んだ世界なのです。
脳内で、だけど。
わたしには鮮明に、世界が見えてます。
だから、登場人物たちを幸福に動かしていいんだ、ってわたしが理解したとたん、トゥトゥもセイランも、生活のなかでちゃんと笑ってくれるようになったのです。だからわたしは、いま、書いていてとてもとても楽しいのです。
明日からは毎朝、七時に投稿します。
最終話は十六話の予定。
14日か、15日に完結します。
わたしのあたらしい子は、涙脳から生まれていない。
優しい笑顔のなかで、ひかりのなかで生をうけました。
どうか、どうか、みまもってやってください。
祝縁の花嫁は竜の背に立つ
https://kakuyomu.jp/works/16817330661950192811