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ファラの血族 タグ変更と小話②

 こんばんは。iReSHです。
 一昨日『ファラの血族』のタグの一つを「ライトノベル」から「異世界」に変更しました。
 理由としては、異世界というジャンルについて私自身が少し勘違いしていたからです。
 というのも、私は「異世界」というと転生しないと異世界と言ってはいけないのだと思っていました。
 一昨日、前回と同じ友人からSNSで「なんで異世界をタグに入れないの?」と言われまして、「転生ものじゃないから。」と答えたら何故か怒られました(笑)
 聞いたところによると、「異世界」と「異世界転生」は別物らしいですね。物語の舞台が現実世界でないなら異世界と言って良いのだとか…(この解釈がもし間違っていたらコメントで教えていただけると幸いです。)
 そんな感じで友人からの圧が強かったのでタグを上記の通りに変更いたしました。
 その関係で紹介文の最後の部分も一部変更しています。


 さて、お伝えすべきことは以上になりますが、今回も少しファラの血族について小話をしましょう。
 前回の小話の続きで、四大公爵家についてお話ししたいと思います。
 今回はメインの一人でもあるガイラの御家――スイルリード家についてです。
 前回の近況ノートでスイルリード家の象徴は【鎧】だというお話はしたと思います。
 これは、簡潔に言うと「最後の砦」という意味です。
 【鎧】は他の防具よりも重要な臓器などがある場所を守るものです。そして、こちらの剣を掻い潜られ、盾を越えられると、最後に自身を守ってくれるのが鎧です。その鎧を貫かれてしまうととうとう怪我を負ってしまいます。
(正確には鎧の下には鎖帷子や綿等のクッションを着たりするのが一般的ですが、ここではあくまでイメージなので考えません。)
 以上から、鎧は「自身の命を守る最後の砦」としての役割があり、スイルリード家はヘイルベンという国に対してこの役割を代々担っています。
 要は、最終兵器と言うわけです。
 そのためリべルドもそうですが、スイルリード家の公爵は代々四大公爵の中でも〝支柱〟の立ち位置になることが多いです。
 支柱と言っても、普段やっていることは他三人の間を取り持つバランサーをするのが主になります。
 
 以下、少しネタバレになってしまいますが、物語後半の戦争でリべルドはある理由により自身の屋敷から動くことはしませんでしたが、現状を素早く把握し、三公爵と迅速に連絡を取り、防衛の配備や彼等の配置を指示し動かしたのはリべルドです。
 そして、ガイラが後に託される「例のアレ」を先んじて用意しておいたのもまたリべルドです。
 その「例のアレ」についても少し補足をしておくと、四大公爵達がガイラにそれを託すことについて全員一致で了承したのは、ガイラもまたスイルリード家の次期公爵であることから上記の〝支柱〟の役割を担う者であり、その素養を聞き及んでいたこと、そして自分達が代々継いで来た象徴について絶対的信頼があったからです。
 だからこそ、彼等はガイラを信じ「例のアレ」を託したのです。


 今回はここまでにしたいと思います。
 本当はスイルリード家に関してもう少し話したくはあるのですが、ガイラが主要人物の一人であることもあって、スイルリード家の話はネタバレを多く含んでしまうのでこれ以上は止めておきます。
 ちなみに余談ですが、私の最推しは実はガイラです!⇦(同担歓迎)

 次回はヴァンシュロン家についてお話ししようと思います。楽しみにお待ちいただけたら幸いです。


 それではまたお会いしましょう。お休みなさい。

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