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更新しました。「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙‍♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」

https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346/episodes/16817330664713729670

📕「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙‍♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
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📖第430話 そんなところまで旅をしたことがないからな。

「普通なら頑張れよと言うところだが、ステファノの場合は当然だろうと言うしかないな」
「そうでもないです。実技系は何とかなると思いますが、座学の比重が高い講義はどうなるものか」

 具体的に言えば、「防御魔術」や「複合魔術」などは何とかなる気がしていた。
 しかし、「魔獣学」と「魔術心理学」は予備知識がない。

「特に魔獣学はどういうものか、想像がつきません」
「ほう? 珍しい講座を選んだものだな」
「魔獣が実在する生き物かさえ知りません。アカデミーを離れたら勉強する機会などないと思って」
「身の回りにいる生き物ではないからな。実物を見たことがある人間の方が少ないだろう」

 ステファノのイメージではおとぎ話に出て来る生き物であった。
 巨大な怪鳥や、山のような大蛇、火を吐く犬など。

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