星宮獏

くじ引きで当たった「神様の骨」の謎を解くため彷徨する男女（「神様の骨」）。 告白の返事をする5分前、突如として植物になったクラスメイトに水を遣る日々（植物になったサトウくん）。…

真っ白なタンクトップを着た男が何かを探している。 その必死さに思わず声をかけてしまった。 　　　　　 KAC2023に参加しています。 5回目のお題は「筋肉」です。

フェティシズムというか ちょっとした大人のユーモアを込めたコメディーです。 きっと最後はハッピーエンドのはず。

真夜中の帰り道からみた景色。ひとも自分もひとつの風景。

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部　一首部門を改題したものです。

それは、お夕飯のにおいが迫り来る、帰り道のことでした。 先輩は、私のことなど忘れたように、上の空の生返事。 だから私も先輩のあとを追い、空想の世界にとびこみました。 ……ああ、私…

連作短歌です。

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト（短歌の部二十首連作部門）への応募作品です。

地球はいかがですか？ 未知なる君と出会って一年。

少し未来のお話です。

絶え間ない改築の続く横浜駅がついに自己増殖の能力を獲得し、膨張を開始して数百年後の日本。本州の99%は横浜駅で覆われ、SUICA を所有する人間が住み自動改札による徹底した監視下…

　――ただ適応しろと言っているだけだ。環境に、変化に、現実にだ。お前がそれを苦手なことは知っている。ものすごく苦手なことも。でもやれ。でないと。さもないと。頼むから、そうしてくれ…