レビューのお礼のつづきです。
わたしの作品いずれも、けしてトレンドをおさえたタイプのあらすじでもキャラでも文章でもないと思います。こうして読んでくださる方がいるのはありがたい限り……
●「盗人たちの灯」 hiro1969さま
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893835146/reviews/1177354054894139941世の中には、頭の中に何かをはっきりとイメージしてそれを文章に「落とす」タイプの書き手と、文章や言葉と遊びながら躍動するイメージに「上げていく」タイプの書き手がいる気がします。
わたしは典型的に前者で、ちょっとつまらないなと思ったりもします。でも、描写に目をひくべきところがあると感じていただけたとしたら、とてもうれしいです!
ホラーとエロの社会派リアリズム! を目指しています。すみません、なにを言っているか自分でもわからなくなってきました。
hiro1969さん、すさまじいスピードで、唸るようなアイディアを次々と生み出して行かれるかたです。すごい生産性。
●「盗人たちの灯」 anonymaさま
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893835146/reviews/1177354054894138449物語をひっぱる緊張感といいますか、「ページを繰る指が止まらない」要素、自分の小説のなかでいちばん自信のない部分のひとつです。どうもくどくど書きがちなので、物語がペースダウンしちゃうんですね。
ですので、「先が気になった」と言っていただけるとほっとします。
この作品で直接的に「起きている」のは、とても地味なことなんですが、地味なものが複雑にからまりあったときに深い恐怖が生まれることってありますよね。
そういうものを描けていたらと思いました。
anonymaさん、歴史に深い造詣のあるかたです。レビューをいただき、本当に光栄です。