*妄想備忘録*
『ミーンミーンミーン‼︎ミーンミーン‼︎ミンミンミンミンミン‼︎』
「やかましいぞ!怪人蝉人間!」
『待っていたぞ!愛しの君‼︎』
「思ってたのと違う…」
補足:蝉が鳴くのはオスのみ。そしてそれは求愛のためだという。つまり…怪人の鳴き声に釣られてやってきたヒーロー(男)は怪人にとってのメスであり繁殖相手なのである。
『貴君が来るのをここで待っていたぞ!さぁ我が子を孕め!』
「男に何言ってんだお前!」
『怪人にとって性別の壁など、あってないような物だ!』
「お前人間の部分もあるだろ!蝉人間なんだし!」
『些細なものだ!』
「倫理を見直せ!」
『あぁ我が愛しの君よ共に愛し合おう!』
こうして7日間に及ぶ僕らのロマンスが勝手に幕を開けた…