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死んだ君の魔法を探す。

*妄想備忘録*
「今から魔法を見せてあげるよ」
そう言った彼女は笑顔で屋上から飛び降り。
重力に逆らう事なくアスファルトに叩きつけられた。

翌日。
自殺者が出た学校は当然のように休校。偉い先生達が何を話しているのかは知らないが、僕は唐突に与えられた休日をスマホを見ながら浪費していた。

"ピンポーン"

インターホンの音がした。僕は玄関まで行き扉を開ける。
そこには配達員がおらず、一枚の手紙だけが地面に置いてあった。
おもむろに手紙を開ける。
そこには昨日死んだクラスメイトの名前と僕への短いメッセージが書かれている。

『早く私を生き返らせて』

あの魔法使いは最後にとんでもない宿題を残していった。

2件のコメント

  • うわぁ。ヤバイ。
    書きたい設定が溢れてくる。
    短編として、真剣に考えてみようか…
  • 無理ゲー‼️
    死ぬって悲しいですね。突然親友に先立たれた私の時間は、止まっています。彼から貰ったゲームは、先に進みません。
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