私が精神的に参っているときに心を叫ばせて出来上がった『心の欠片』を更新しました。タイトルは「痛み」です。
どうしようのないほどの絶望を感じているとき、人は幸福を語った物語よりも絶望に打ちひしがれる物語に救われると思うんです。かくいう私がそう、だというだけなのですが。
幸せに満ち溢れた物語を絶望に満ち溢れた人が見ると、何とも言えず、自分がただただ惨めに見えてくるんですよね。だから自分より悲惨な人生を見つけるために私は悲しい物語を紡ぐ。探す。それらを見下してどこか救われた気になって、それによってまた自己嫌悪して。それでも、それ以上に自分を嫌いにならないように、自分が少しでもマシだと、報われているのだと知りたくて、思いたくて、私は悲しい物語を探す。……というようなお話になっています。
なんか全部言っちゃったようなものですけれど、よろしければ私の救いようのない頭の中身をのぞいてみてくださいな。