この章では、ついに主人公ラウタロ達とスペイン勢力が直に遭遇することになります。
序盤はマレアンデとツルクピチュンの対決のシーンから始まるますが、突如会場は謎の急襲を受けることになります。
そこでマプチェ達は一旦退避することになりますが、ラウタロはこの機に乗じて未知の脅威を見物しに行きます。
そこで、未知の衣服や装備を身につけた人々と遭遇することになります。
アルデレテは後に登場するラウタロのライバルとなる人物の右腕で、抜け目のない人物です。
ベルガラ親子は銃の屈指の名手であり、いきなりラウタロ達は未知の武器の使い手達に遭遇してしまいます。
直感的にナウエルは、未知の武器から逃れられたない事を悟ると自身を犠牲にして、ラウタロを逃すために捕らえられてしまいます。
ただ、ナウエルは連行中に相手の隙を見て脱出を試みますが、そこにはさらに手だれの人物が現れ失敗に終わります。
この章では、ラウタロが立場を超えて撤退を促すシーンでは今後アラウコを背負って立つ片鱗を観る事が出来ます。
また、実力者であるアウカマンが自ら今後のマプチェのあり方を主張するシーン、スペイン側では同勢力同士でもアルデレテとカセレスの様に仲の悪い内情なども組み込んでいます。
こういった細かい部分も個人的に書いていて楽しい所でした。