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📕相関図①⑤潜入前夜(バルディビア)

50話目にして、やっと主人公ラウタロのライバルであるペドロ・デ・バルディビアの登場となります。
カスティニャダ、イネスなどの会話で時折出てきたバルディビアが遂に姿を表します。

バルディビアの登場時期に関しては迷いました。ラウタロの成長と、バルディビアのチリへの到達までも同時進行で物語を進めた方が良いのではと自問自答していました。

また、むしろこころから物語を始めた方が良いのでは?という思いもありました。
この辺りから、どんどん話が進む前兆のような時期です。

実際この前までの話は、アラウコ、スペイン、インカの状況といった話がずっと続いていました。

満を持して登場したバルディビアですが、もう少し肉付けをしてインパクトが欲しい所ではあるなとは感じでます。
あの縦横無尽の無双のナウエルさえ、
不意打ちとは言え、いとも簡単に気絶させる所に彼の強さを表現してみました。

バルディビアは、チリおいてこの時代のスペイン側の最も地位の高い人物です。
現段階では度量があり、野心家で、壮大のビジョンを持つ人物という意識で描いています。
もちろんコンキスタドールならではの感じや、価値観、冷徹さなども表現していければと思っています。


ここでは、バルディビア配下の上層部の連中の会話が始まります。
そこに生ける伝説の「戦場のマエストロ」と呼ばれるネイラの登場。彼の通り名は実際にあった情報です。

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