お世話になっております。辺銀歩々と申します。
今回も『ここではない何処かへ』の企画に関することで、その締め括りとして、記事を書かせていただきます。
まず、初めに何と言いましても、参加してくださった多くの皆様に感謝の言葉を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。数多くの素敵なファンタジー小説に出会わせていただき感謝いたします。
また、ファンタジー小説だけでなく、それを描く様々な人にも出会うことができ、私はとても充実した日々を過ごすことができました。企画の目的通り、読むことを通して様々なことを学び、また楽しむことができました。
何やら見たことのあるような世界もあれば、まるで見たことのない斬新さ際立つ世界もあり、まだまだ才能のある書き手が日本にいることを嬉しく思いました。その反面、これからはそのような人たちの作品を超えるような作品を書かなければ、数少ない”プロ”にはなれないのだという恐怖も味わいました。
でも、だからこそ書くことは楽しいのかもしれません。
「ちょっと書いてみよう」ぐらいの作品でお金を貰うようになってしまえば、その後の人生苦労してしまいそうで、恐ろしくて堪りません。今この瞬間、たっぷりと苦悩して書くからこそ、いつかの未来に”プロ”になった際も、後ろから続く才能あふれた人達に負けないよう必死に書ける気がします。
さて、まだまだ話したいことは山ほどあり、参加していただいた皆様の作品に関しても言いたいことが海ほどありますが、残念ながら割愛させていただきます。それでも、どうしても言いたいことはやはり、「ありがとうございました」の一言です。
この企画が終了したところで、何が変わるということはありません。誰かがまた同じような企画を計画してくれると思いますし、ファンタジー小説を読む日々、書く日々はいつまでも続きます。
というわけで、今ではない何時かで、ここではない何処かで、誰かの描いた素敵なファンタジー世界でまたお会いいたしましょう。
追伸
今回は「読む」企画でしたので、次回は「書く」企画を予定しております。せっかくここで芽生えた”縁”ですので、どうかこの”縁”を絶やさずに次回もご参加いただけると幸いです。