私はマヨラーだし、タルタリストです。
マヨネーズとタルタルソースはある意味、私にとってソースや醤油を上回る調味料であり、血液みたいなものです。
……ってこう書くと如何にもおデヴな感じがしますが、本能の赴くままにマヨやタルをディップしてたら、アラフォーな私はすぐに体形が大変なことになるし、職場の女性にも嫌われたくないので、いちおう摂生してます。
お年頃だからって、ぽっこりお腹はダメ、ゼッタイ。
でも休日くらいは悪さをしたくなりますよね?
そんな私を救ってくれるのが、トクホや特定機能性表示食品。
あんまし野菜嫌いで肉好き、タルマヨ好きな私を救ってくれるのが、トクホ達なのです。
最近は、ヨーグルト飲料でも「体脂肪を減らす」「血圧を下げる」「尿酸値を下げる」というものが市場に出回っています。
そういうものを飲んで、少しでも身体の負荷を減らそうと試みたり。
他にも「コカ・コーラ プラス」でウィスキーを割ったり、特茶や胡麻麦茶で焼酎を割ったり。
理論上、酒を飲みながら血中中性脂肪を下げたり、血圧を下げたりできる。
ペヤングにかけるマヨを「キューピー・ディフェ」にしたら、コレステロールも下がるから、理論上マヨはゼロ!
これで勝てるぜ!って一気呵成、意気軒高となる。
でもまぁ、これって摂取してるカロリーはゼロにはできないわけで。
とあるアメリカの家庭。
でっぷりと太った夫婦の座る食卓の前には、同じくまるまると肥え太った息子が居る。
「ママ、今日もチキンレッグたくさん食べちゃったね」
「飲み物がダイエットコークだから、だいじょうぶよ」
こんなメリケンな思考に似てるような気がしてならない。
オマケに、トクホや機能性表示食品って地味に割高なんすよね。
冷蔵庫に体脂肪や食後血中糖度や尿酸値を下げるヨーグルトやらお茶をラインナップさせていると、なかなかの出費なもんです。
結局、いちばん健康診断にも生活費にも良いのは摂食、摂生――つまり日頃のダイエットなのでしたとさ。
実際に健康診断の異常は無くなったもんね。
週末のペヤングにマヨ(もちろんディフェ)できるのも、日頃の努力の賜物であったりするのですね。