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『岩魚ヶ姫』本日、最終夜

いつも拙作をお読みいただきありがとうございます。

秋の夜長にホラーでも、と毎日投稿で始めた本作。
ついに今夜、最終回となりました。


連載初期から変わらずご声援くださる方、本作をフォローいただいた皆様には改めて御礼申し上げます。
カクヨムコンには参加せず、自主企画にもお邪魔せず、ここ近況ノート以外では無宣伝で細々と書いていましたが、それでも本作をご覧いただけたのは嬉しい限りです。


福島県南会津町を舞台にした『岩魚ヶ姫』。

私にしては稀な例で、作品中の時間軸を2023年とハッキリ明記しています。


カクヨムさん然り、小説投稿サイトは誰もが余暇に楽しむものであり、カク側としては小説をヨム皆様にとっての娯楽であるべきで、敢えて東日本大震災や新型コロナウイルス等を作品に取り入れるなんて行為は、それなりの不安はございました。


でも、震災の復興やコロナの駆逐は、まだ終わっていないですよね。

現在進行形で私達と同じ時間を歩む主人公は、言い換えれば過去の私達自身でもあり、逆に私達は作品の未来を知る者でもあります。
いまこの瞬間を切り抜いた記録として描き、その結果、作品の未来を各々が感じたままに描くのも、小説の可能性であっても良いのではないでしょうか?

と言いつつ公開は2024年秋ですが、実際に書き始めたのは本当に2023年初夏なんですってば。


最後もいつもの予約投稿で、時刻は午前1:07(=イワナ)。
どうぞご覧ください。

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