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それをすてる(アカウント消す)なんてもったいない!

自分の作品を更新しない時も、たまに新着の近況ノートや自主企画やレビューなんかを拝見してますが。
やっぱり、断筆宣言やアカウント削除宣言ってものを目にするんですよね。

その理由が「PVが伸びない、初動から低い、マイナスコメントで心折れた」とかで。
あぁ、もったいないなぁと思いつつ。


広義の物書きであるなら、プロの方も、僕たちカクヨム等の作家も。
どっかメンタルって繊細なところがあると思うんです。
だからこそ、創作という架空の世界に、拠り所や心の平静を求めるというか。
そこで留飲を下げて、非日常と現実との折り合いをつけると思うんですけど。

あなたに「才能がない」の原因や理由を「PVが伸びない」だの「評価されない」だのって所には、求めない方がよろしいかと。
その辺は、リアルに反響が帰ってくるweb小説サイトの利点でもあり、弊害でもあるかな、と思います。
しかも自分が執筆に飽きるのではなく、執筆を嫌いになった理由を他者に求めるのは、ちょっと残念です。


あんまし他人の目って気にしない方がぜったい良いと思いますよ。
ましてやそれが、プロの作家でも書評家でもない、同じカクヨムの人達ならば。

心のどこかで「評価されたい、有名になりたい、上手くいけば書籍化されて一獲千金でラッキー」みたいな願望の多寡は、web小説サイトに投稿した者ならば、大なり小なり全員にあると断言してもいいと感じます。私もそうです。


でも、PVやハート、フォローの数で、右往左往するのは少し違うのかなって。
まず取り組むべきは自分の作品や執筆の長所を伸ばす事に対してであり。
だったらいっそ、テンプレ的なランキングを賑わす作品のモノマネをしてみようとしても、そのジャンルで書籍化などで先行しているプロの方々に比肩するような、よっぽどエッジの効いた閃きが無ければ、あんまし安易な模倣は創造性は期待できないと思います。


だから、そんなオッサンは、今の流行りは逆の閉塞感があって大変そうだなって。
少しでも読者の期待を裏切るのではなく、期待通りの安定のテンプレ展開で、読者のストレスを無くしてあげなきゃいけない。
だもんで、僕は今の流行りはわからないけど、オッサンだから好き勝手に好きなものを書くという、開き直りをしています。


なので、知らぬ間にそういうオッサンに張られたアンテナは、オッサン同士でシンパシーを感じあって。
気づけば、オッサンの理論や論評に納得したり、自分が足跡つけるのもオッサン作家だったり、オッサンの自分もそういう方の目に留まったり、オッサン同士の作品をフォローしたり。


それが、あなたが執筆を始めて感じた純粋な楽しさの第一歩だったかと思います。
無理に肩肘張ったりされませぬよう。

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