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「法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『修羅の国』での死闘」更新しました!

最新話『第55話 『斬殺魔』の勘』更新しました!
嵯峨は日本刀を抱えて乗り込んだことをキャビンアテンダントに詫びた。
堅い表情のキャビンアテンダントは四大公家の客を迎えることを形通りに喜んで見せた。
心底、お高い物とは性の合わない自分の貧乏性をキャビンアテンダントに嘆いて見せる嵯峨。
そして、そのキャビンアテンダントの出自を没落士族の出だろうと当てて見せた。
嵯峨は思っていた。貴族主義者は必ず自分を殺しに来ると。
今までのところ同乗する客ごと爆発物で殺害を狙うと言う策には出ていない。
貴族主義者もそんなことをしたところで『不死人』である嵯峨を殺すことは出来ないことは知っているのだろうと察した。
荒れることが確定の『殿上会』を前に必ず暗殺者は自分の前に立ちはだかる。
狙うなら自分だけにしてくれと嵯峨は切に願った。

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