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「法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『修羅の国』での死闘」更新しました!

最新話『第61話 『駄目人間』がいつも向かう先』更新しました!
嵯峨はいつもの場所に行くようにかえでに行った。
車を運転するのはかえでの副官兼愛人である渡辺リン大尉だった。
彼女はカウラ達と同じ戦闘用人造人間『ラスト・バタリオン』だった。
『ラスト・バタリオン』の一部は流出し密輸業者の手で甲武の岡場所の女郎屋に彼女を売った。
彼女が変態共の慰み者になっているところをかえでが身請けしてそれ以来かえでの副官を務めていた。
嵯峨にとって甲武は窮屈な国だった。東和の自由が嵯峨の正確には合った。
しかし、かえでにとっては甲武は守るべき祖国だった。
かえでは嵯峨にそろそろ再婚してはどうかと言って公安機動隊の隊長安城秀美との関係はどうなっているのか尋ねた。
嵯峨はどうせ俺はモテないからと誤魔化すと逆にかえでとリンの同性婚を勧めた。
それ以前にかえでは上流貴族の人妻に自分のクローンを孕ませる『マリア・テレジア計画』を実行していた。
どうせそれもかえでの母康子の入れ知恵に違いないと推測し嵯峨は西園寺家の敷居を跨ぎにくくなった。

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