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最新話『第40話 五十円で高級レストラン』更新しました!
タバコを吸いに来たかなめに付き合ってカウラとアメリアまでもが二十億の預金のある通帳を見にやってきた。
にやける嵯峨を見てふざけるアメリアに対して甲武の貴族の頂点を極めているかなめからするとそのような金額は話にもならないと興味を失った。
ただ、その中で浮かれる嵯峨の態度に危機感を感じていたのはカウラだった。
かつてパチンコの負けで闇金をつまんで苦労したことがあるカウラはその金をお蔦に預けるように言った。
アメリアは夜のお仕事の女性は金銭感覚が壊れている時があるからそれでも危ないと言う。
しかし、カウラは二十年以上小料理屋を潰さずに経営してきたことと、甲武の女郎の売られた金は両親に入るのであってお蔦自身はその事で贅沢して金銭感覚が壊れていることは考えにくいと言う。
誠はそんな明らかに金銭の管理に保護者が必要な人間扱いされている嵯峨にこれでお蔦とのデート代で良い格好が出来ると嵯峨を励ました。
その時嵯峨は誠の言葉が理解できないと言う顔をしていた。
嵯峨は自分を文化人だと言った。
甲武の伝統芸能の多くを修める嵯峨の名を知っている東和の教養ある企業経営者たちは大金を払って嵯峨の茶を飲み琵琶を聞きたがるという。
そんな貧乏人である自分がなんでこの通帳の管理者であるお蔦に小遣い三万円から金を出すんだと言う嵯峨ルールに全員が絶句した。
恐る恐るアメリアは嵯峨にあの安城とデートした時の金は誰が出したのかと聞いてみた。
そうすると嵯峨は公安調査庁のエース捜査官として高給取りだった安城を一度高級レストランに誘ったが、その予約は自分がしたが財布に五十円しかなかったので安城が払ったと何の疑問も感じていない顔で返す。
アメリアはそんな事だから安城は嵯峨がいくら食事に誘ってもまたたかられると断られて最終的に降られたのだと切って捨てた。
誠はそもそも好意を寄せている相手の女性の財布に期待してその女性を食事に誘うと言う嵯峨の神経を疑っていた。
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画像は二十億の預金のある嵯峨の通帳に浮かれるアメリアとその二十億をはした金と見向きもしないかなめ