• SF
  • 創作論・評論

「法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『修羅の国』での死闘」更新しました!

最新話『第18話 背広組と制服組』更新しました!
ランは久しぶりに東和陸軍教導部隊の部隊長の席に着いた。
ランが『特殊な部隊』の副隊長と東和陸軍教導部隊の部隊長を兼任するようになって3年の月日が流れていた。
今回、正式に東和陸軍教導部隊の部隊長の任を解かれることになる。
そんな中、高梨の訪問は予想されたものだった。
現在、『特殊な部隊』の管理部長は部長代理の下士官菰田邦弘主計曹長が務めていた。
上層部としては金の流れを押さえるために信頼できるエリート官僚を管理部長に置きたいと言うのが本音だった。
特に甲武国とゲルパルトは同盟機構の他の予算を割いてでも『特殊な部隊』に予算を回せと言い出していた。
どちらも内部に貴族主義者とネオナチと言う不安要素を抱えていた。
元地球人達が遼州人で構成された『特殊な部隊』を応援しているという奇妙な現状にランは皮肉を感じていた。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する