この度、短編『中華料理で構成された朝』『上品なたまごの割り方』の2作品が、カクヨムweb小説短編賞2023にて中間選考を通過いたしました。3年連続でこの喜びを味わえるのも、私という物書きを長く愛してくれる皆さまのおかげです。改めて感謝したいと思います。ありがとうございます。
今年の発表は「2D cafe新大久保店」にて確認しました。画面上に自身の作品があれば通過、なかったら落選の場面。スマホをスクロールする指が震えます。しかし例年と違うことがひとつ。それは、となりに「どきどきするね」と私の気持ちを代弁してくれる彼女がいたことです。思えば彼女は、応募開始時にも立ち会い、一年間で書いた全7作品の応募を見守ってくれました。本当に至れり尽くせりです。しかしそうとくれば、受賞発表も一緒に見たいと思うのがA型の私。最後までふたりで楽しみたいと思います。
さて、ここまでの文章で見落としてはならないことがひとつあります。それは、田舎者の私が新大久保に来てるという部分です。足を伸ばして都会に来ては「東京ってなんでもある。ドンキみたい」などと考える経験が、私の書きものを少しずつ変えていくのだと感じます。これからも、そんな変化する私を追って、応援してくれたら嬉しいです。
溶けた春が降っています。
追加:今年も受賞はなりませんでした。書きます。