この度、拙作『しあわせ4号』がカクヨムweb小説短編賞2021の中間選考を通過いたしました。読者の方々を含め、私の創作活動を応援していただいている全ての方に感謝したいと思います。
中間選考の発表があった際、私は愛する彼女と一緒にいました。私は嬉しさのあまり抱きついてしまい、それを彼女は私以上に喜んでくれました。この小説が書けたのは、紛れもなくそんな彼女が隣にいてくれたからでしょう。ファンタジーばかり書いてきた私は恋愛ものを書くのが苦手で、人を愛した経験がないから書けない、といった悲しい現状でした。しかし今は違います。彼女に出会ってから、私はファンタジーと恋愛をかけ合わせるというニュースタイルを確立しました。おかげで筆の幅が広がり、現在執筆がとても楽しいです。
さて、話を戻すと。私はこのカクヨムweb小説賞の中間選考を今まで一度を通れないできました。筆を持ってから4年間。長編を書いても、何度短編を出しても、通れなかった中間選考。それを通過した今は、嬉しさよりも「やっと突破した」という安心感が占めています。私はこれからも生きていく中で得た視点を武器に、自身のファンタジーを純度の高いものにしていくつもりです。だからぜひ作品という点だけでなく、私という物書きが書くファンタジーの変動を、線としても追って楽しんでいただけたらと思います。今後とも、応援よろしくお願いします。
しあわせな春が香ります。
追記:受賞はできませんでした。来年また頑張ります。