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漢字の使い分け

 皆様こんにちは、斑猫です。
 またこれも後々創作論にもアップしますが……私個人が執筆で使う感じの使い分けでもお話しようかと思います。
①わかる:実は小説中では「解る」「判る」の二通りを使っています。頭で考えて理解した事を「解る」本能的直観的に判断した事を「判る」と表記してます。
 小説・創作論では「解る」ばっかり使ってないか? とお思いの方もいらっしゃるでしょう。正解です。実は「解る」の方を圧倒的に使用してますね。作者の理屈っぽさがにじみ出てます(笑)

②たおす:殺害の意味では「斃す」を使ってます。昔は字の禍々しさであんまり使いたくなかったんですが、やっぱり起きた事への責任とかを示すために使います。
 勝敗とかが出るようなレベルで「倒す」を使う場合だと、打ち負かすとか別の用語を使ってますね。

5件のコメント

  •  こんにちは。
     使い分けが難しい場合は無理せずひらがなを使う、というのも一つの手ですよね。
     ちなみに、学校や職場で使う時は無難に「分かる」「倒す」とお馴染みの漢字を使ってます。
     そうでないと「漢字が違うよ」と指摘を受けちゃいますので(実体験)
  • 私は「わかる」を全部「分かる」にしていますね!(≧∇≦)/
    全てを内包するのなら、使わなくちゃ損ですよ!٩(๑`^´๑)۶

    そう滅多に使わずとも、同じ理由で「斃す」と「倒す」という字は。使い分けると思われますな。あと私が分別する漢字に、「想う」と「思う」はありますね。でもこれ、意外と頭を悩ませるんですっ!(^_^;)
  • 見地話様
    「分かる」は確かにすべてを内包しているので便利ですよね。
    「わかる」は「分かる」一択の作家の方がむしろ多いと思います。時々、解るや判るを使い分けている方がいるって感じですね。
     斃す・倒すも物語のシチュエーション上相応しい方を使ってますが……拙作では「重み」を出すために斃すの使用頻度多めです。
     思うと想うも使い分けが難しいですね。想うの方がやや情緒的な考えに近いのかなと思います。個人の意見ですが。
  • 私の場合、「殪す」は確実に一撃で葬り去った時だけ使う漢字ですが、めったに使いません。
    「斃す」は、一撃ではないにしろ、奪命せしめた場合。
    私は一撃でたおしていても、ほぼ、この「斃す」を使っています。
    「倒す」は、それ以外(命は奪っていない)、という使い分けをしています。
    (上記の3つ、使い方は間違っていないはずです)

    「言う」と「云う」等や、「分かる」、「判る」、「解る」の使い分けなど。
    判別でいう時は「判る」ですが、理解の場合は、「解る」、それら以外の一般的な部分は、全て「分かる」にしています。
    まれに「理解」にルビを振って使うときもありますが、たぶん1,2か所くらいです。

    「咽る」と「噎せる」もあり、私は「咽る」が圧倒的に多いです。
    見地話様の「思う」と「想う」も、場合によっては使います。

    どれも、本来、商業的な小説ならば、よりやさしい漢字にするか、開くべき漢字だと言う事は承知しています(たぶん校正の方が赤丸してくる文字だと思います)が、シチュエーション上、微妙なニュアンスの伝わるほうの漢字を使い分けしています。
  • 斑猫です。
     一縷様、やはり漢字の使い分けのバリエーションが多いですね。
     斃す・倒す・殪すの使い方はその通りだと思います。(私、殪すはあんまり使わないですね……)

     あと仰る通り、公の場では開くべき漢字にした方が無難、というのはあります。実際、学生の時に「判る」を使って指摘された事もありますし(笑)
     とはいえ、ウェブ小説の場合は特に判別があっても問題ないかもしれませんね。
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