もおおおう、こんなんじゃ全然パンチ弱いし内容意味わかんないし、星貰えないじゃない!
なぜこんなことになってしまったのか、みなさんで考えてみましょう。
私も選考期間が終わったら反省を更新しますのでコメントよろしくお願いします。
先にキャラの反省だけ↓
・青柳
本当はもっとエモーショナルなキャラにしたかった。
最初期だと脚フェチで富士見が膝上十五センチのミニスカートの日に発情して告白、文芸部崩壊の引き金となる、と言う設定だった。変わった理由は後日。
下の名前は初期は浩太(こうた)だったけど、任氏伝の原作だと任氏は『蒼犬』に噛み殺されるので犬太郎とかその辺で。
・富士見
全然わからない。全部雰囲気で書いている。
・茅野
意地でもボクっ娘。ヒロインでも無いし掘り下げられず。ただ言外に「あっ、ふーん」感は出てたと思う。
・犬
コイツが居なかったら話が書けなかった。しかし最初にコイツを出す為だけに三人称の文体を取らざるを得なくなった愛憎入り混じった存在。
・演劇部糸目
近く崩壊寸前のオタサーがあると聞いて「せや、バカ女が自爆する話をオタサーから追い出された女主役にして上演したろ!」と考えたサイコパス。多分本物の妖怪。動かしやすく、動き過ぎた。
・文芸部の人達
辰野にだけオタチェイスとオタバトルを強いる結果と為り不甲斐ない。前半部分でもっと出番を作るべきだった。でもキャラ造詣が全員同じにするとメチャ想像し易かった。
・吹奏楽部ウーメンズ
あのはじまり方ってやっぱヤバい?
反省文(七月十一日)
・コンセプトは「オバケの出ない夕闇通り探検隊」結局出たけど。
・最初のプロットは「飄々系女子先輩とオタサーの姫を追う放課後ノワール」だった
・ノワール……?(タイトル元ネタのジャンルから採った)
・えっえっ、それって面白いんです?????
・結論から言うと面白くなかった。
・そもそも自分にはオタサーの姫がわからない。
・恋愛、部活、青春、信念の自由、愛、自己実現、ぜんぶわからん(童貞)
・書けない……
・そこでまず任氏伝が登場する。彼は気がくるっていた。(虚航船団)
・わからない部分を覆う何か大きな物語が必要だったので使うことに。
・でも使い方がわからず、そこから一、二週間つまずく。
・ついに「捨てようこれ」と諦めきったその時、たまたま「紙の動物園」を読む。
・普通っぽい世界観で、折り紙に魔法をかけると……動く……
・盗る!!!!!!! ってなった。逸文のアイデアです。
・後は結構速かった。
・大きな物語を使えるから、色々と自由になった。
・ラストの富士見もなんか勝手に出てきた(プロットに無し)
・ただ……全体としてわけわかんなくなっちゃったね藁
・そもそも逸文とオタサー崩壊を並立させるのに一万五千は収まる数字じゃない
・最低でも読者に任氏伝を知っている必要があるしそんなことを強いるのはありえない
・あとキャラとして富士見楓が作者にも「なんだあいつ」で終わってしまった。
・致命的じゃない?
・反省点ゎ、、、ぉぉぃ、、、。
~選考期間を終えて~
・投稿初期は神の見えざる手(隠喩)でそれなりに星を獲得したが後はドボン
・これは真剣に笑えないけどこんな話でコテンスト戦えるわけないんだよね
・唐代伝奇はマイナーもドドドドドマイナーでテーマに牽引力は0
・オタサーの姫自体も人口に膾炙した単語なのでパウエル(powerの綺麗な発音)が弱い。
・やっぱりジャンルはラブコメ、ギャグよりのアイデア勝負で行くべきだった。
・さすがに自分の読解力でもコンテストのテーマから求めるものはある程度わかる
・(それに沿わなかった)
・しなかったのは良いアイデアが来なかったのと、去年のラブコメ短編の爆死がトラウマ
・仕方なくオバケの出ない夕闇(高校だしトワイライトシンドロームか)で攻めた。
・感想を見ると、結構それっぽくなった気がするし、そこはまあまあの評価。
・逸文のアイデアはちゃんと使えば劣化版「紙の動物園」になると思うのでみんな盗らないでね?
・では次の短編コンテストも放課後の学校で今度はちゃんとギャグでお会いしましょう!
(ダンちの方は、ゴメンなさい。今書き直してます)
~一応の解説~
各話タイトルの漢詩と作中の逸文は別のモノです。
ただ作者は同じ白居易(世界史で長恨歌とセットで覚えませんでしたか?履修してない?そう……)です。
逸文の方は「任氏行」と言いそのまま任氏伝をなぞらえたもの、とされています。
タイトルの方は「和古社」と言い、女に化ける悪い狐に天から火が降り注いで焼き殺すという内容です。タイトルのところはその最後の六句で、書き下すと、
謂う勿れ神は默默たりと 謂う勿れ天は恢恢たりと
喜ぶ勿れ犬の捕へ不るを 誇る勿れ鵰の猜わ不るを
言を寄す、狐媚の者、天の火は時有りて來たらんと
となります。(糸目の演劇部は「言寄せん」とか嘯いてますが普通は「言を寄す」です)
意味はまあ、「女狐ェ、天罰はぜってー降るかんな!」といったところです。
~最後に~
・読んでくださった方、星までくださった方、本当にありがとうございました。
みなさんもなにかありましたらどうぞ忌憚なくご意見をください↓