コロンブスが西インド諸島に到達して大航海時代が幕を開けた、
学校の授業でそれを習ったとき、視点はヨーロッパ側にありました。
世界がひろがったのはヨーロッパ側であり、
当時、利益を得たのもヨーロッパ側でした。
コロンブスが到達した島々が、
コロンブスや、後に続く探検家たちから何を受け取ったのか、
それを知ったのはネットで別の調べ物をしていたときでした。
ああ、これ、書かなきゃ。
そう思いました。
コロンブスなんて、学校の授業ではほぼ素通りしていたのに、
偉業の陰に何があったかという情報は素通りできなかったんです。
「誰もが知っていること」より
「あまり知られていないかも」ということに目が行きます。
(単に私が無知なだけかもしれませんが)
そして、救いのない話は書きたくなかった。
そのために出てきた要素がファンタジーでした。
「カリブの時の島」はこれにて完結です。
フォローしてくれた人、更新を追いかけてくれた人、星をつけてくれた人、ありがとうございました。
応援も励みになりました。ありがとうございました。