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連載終了―「カリブの時の島」

コロンブスが西インド諸島に到達して大航海時代が幕を開けた、
学校の授業でそれを習ったとき、視点はヨーロッパ側にありました。

世界がひろがったのはヨーロッパ側であり、
当時、利益を得たのもヨーロッパ側でした。

コロンブスが到達した島々が、
コロンブスや、後に続く探検家たちから何を受け取ったのか、
それを知ったのはネットで別の調べ物をしていたときでした。

ああ、これ、書かなきゃ。

そう思いました。

コロンブスなんて、学校の授業ではほぼ素通りしていたのに、
偉業の陰に何があったかという情報は素通りできなかったんです。

「誰もが知っていること」より
「あまり知られていないかも」ということに目が行きます。
(単に私が無知なだけかもしれませんが)

そして、救いのない話は書きたくなかった。
そのために出てきた要素がファンタジーでした。


「カリブの時の島」はこれにて完結です。

フォローしてくれた人、更新を追いかけてくれた人、星をつけてくれた人、ありがとうございました。
応援も励みになりました。ありがとうございました。

2件のコメント

  • はじめまして、えん堂と申します。
    先日は、拙作に素敵なレビューをありがとうございました!
    晴見さんのページを訪問して「カリブの時の島」が目に入り、あまりの面白さにページをめくる手が止まらず、一気読みしました。
    時計や時間をテーマにした物語を、私も時間を忘れて読みふけったので、時間繋がりでさらに物語に近づいた気が(勝手に!)していて、とても感動しました。
    悲しいインディオの歴史と、時間をいろいろな方法で越えようとする人々と、遠い異国の風景を感じさせてもらえる物語、とても素晴らしかったです!
    またお邪魔させて下さい!
  • こちらこそ、レビューをありがとうございました!
    えん堂さんの作品も大好きなので、私もまた勝手にお邪魔しに行きます!
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