• 恋愛
  • ホラー

【Vol.57】推しが酷評。その謎を探るべく、我(ぼっち)はアマゾンの奥地へと向かった【ジョサスケラ定例報告】

どーもっし! 雨愁軒経、です。
ただいま(目逸らし)

お休みに延長期間を設けまして、ちょっとばかりアマゾンの奥地……もといピノコニーまで行っておりました。
ええ、先日お話ししたマリアお姉様激似の姫子さんが登場する、『崩壊スターレイル』をぶっ通しでプレイしていたのです。


というのも、「人気の出るキャラってどんなのよ?」という調査のためですね。
(以下、超長文です)



実は私、推しになるキャラは軒並み、人気投票や二次創作の数でTOPに入らないんですよ。
おそらく、ブルーアーカイブのカヨコが一番高いでしょうか。ASMRも出ましたし、近々ドレス衣装が実装されるとのことで。
しかし、ブルアカはもっと爆発的な人気を博しているキャラが多く、某ブルアカYouTuberさんがまとめたpixivランキングでは、SS〜Dの中のAランクに留まっておりました。
他の推しも、カンナ然りシグレ然り、決して人気がないわけじゃないけれど、B以下くらいという状態です。


ソシャゲ の覇権どころといえば、原神なんかもそうですね。
巷では、甘雨・雷電・八重神子・心海・綾華・ニィロウといったキャラがダントツで人気を博しており、私の推しである煙緋や夜蘭、ナヴィアは次点以下に位置しております。
せいぜい夜蘭が、えっちな見た目をしているので辛うじて……ですが、どちらかといえば性能面での人気で、キャラとしての評価などは、ネットで「おばさん」といわれております。


そして話を戻しましてスターレイル。
まずはじめに、姫子さんがそこまで人気ではないということを知りました。確かにカフカや銀狼などは、未プレイでも聞き及ぶところでしたが……。
他にも動画等を見て気になった、ゼーレ・トパーズ・桂乃芬などもそこまで……の様子。
さらに、先日公開された最新エピソードであるピノコニー編から登場する花火ちゃんは、性格がクソすぎると大変不評で、一方のホタルちゃんがバチクソ大人気と。
察しのいい方ならもうお分かりですね。
そうです、私は花火ちゃんが好きで、ホタルちゃんの方はそこまで刺さらなかったんです。


これまでは、「自分が好きならそれで良し」くらいの認識で良かったのですが、書き手として考えると「TOP層が人気の理由がわからない」のは致命的です。ましてや好きなキャラが酷評されているわけですから。

これは実際にやるしかねえ!と。



そうして行き着いた仮説が、
「俺のことを『好き』じゃないキャラは嫌い」
です。仮面ライダー555の草加かな?



まず件の花火ちゃん。頭の良いメスガキで、言い回しの妙もあり、私の大好物なキャラクターなのですが、この子は悪役なんですね。
主人公と敵対し、翻弄してくる残忍なムーブをします。故に性格がクソと言われているのでしょう。
一方のホタルちゃん。この子はストーリー考察で「実は敵側なのでは?」と推測されているくらい、正体や目的が怪しいのですが……なんとこの子、ストーリーで主人公とデートしてくれます。秘密の絶景スポットに連れて行って、ラブラブツーショットも撮影するんですね。


あーね、理解した(名推理)


デートといえば、原神の大正義雷電将軍です。
普段は城(領域)から出ないのに、主人公と一緒ならばと町に降りて、一緒に団子牛乳を飲みます。
甘雨も仙人と人間のハーフということでどちらにも居場所がないと悩む中、異邦人という共通点を持った主人公に全幅の好意を寄せています。
心海に至っては、主人公との思い出を日記に付け、それを読み返すことでエネルギーチャージをするという特大ラブコメをかましてくれました。
綾華も求愛の舞を主人公に見せるという行動を見せたことで、主人公ガチラブ勢のレジェンドクラスに位置しておりますね。


一方、私の推しはどうでしょうか。
最推しの煙緋は、絆ボイスでは主人公ガチラブ勢と有名ですが、ストーリー中の関係性は、ピンばあやを中心としたビジネスパートナーのようなものです。
夜蘭も然り。主人公を信頼してはいるけれど、何か特別好意を持っているわけではありません。
ちなみに似た立ち位置で主人公スキーの動き方をするキャラがいます。刻晴です。この子は人気キャラですね。
ナヴィアも、主人公たちを気に入っている発言こそあるものの、特に恋愛的な感情は見えません。むしろヌヴィレットとの方が転びそう(んなこたぁないのにww)という印象も尾を引いていそうです。
同様のパターンが、事前に話題となったクロリンデですね。彼女もストーリーで、リオセスリとの関係が匂わせられてから、パタっと話を聞かなくなりました。


ブルアカのカヨコが一歩劣る理由もここにあります。
巷では「二年付き合った彼女の風格」だの「唯一先生と一緒に寝た女」だのと言われている彼女ですが、他のキャラたちのような「先生好き!」オーラは控えめです。
確実に好意を持っているのは明白ですが、やはり直球で「好き!」と言わないと優先度が落ちるようです。

その根拠として、FGOのキルケーが主となった「アイアイエー島」イベントが挙げられると思います。
このイベントは、史実で恋仲だったオデュッセウスへの心残りにけじめをつけ、新たな恋(主人公)と素直に向き合う決心をするキルケーを掘り下げたもので、主人公を想う行動としては最上級でした。雛魔女推しのワイ大歓喜。
しかし、当時ネットではプチ炎上したんです。
キルケーがオデュッセウスへの未練を抱えていたことが「=主人公を好きじゃない」と解釈されてしまったんですね。二部六章で記憶喪失したマシュが荒れたのも同様の炎上をしました。

それくらい、解釈を強いられる恋愛は厳しい。
しかしそれもある意味当然な話で。
癒しを求めて美少女キャラのところに来たのに、小難しいことを考えたくないのでしょう。


よく、なろう系小説を指して「ヒロインが主人公を好きになった理由がわからない」とか、「持ち上げマシーンになっている」といった批判がありますが、実はあの構図は理にかなっているということがわかります。
ソシャゲのキャラは絵も可愛いです。声も可愛いです。好きと言ってくれます。ストーリーで敵対していたとしても、ガチャで引いたときは好感度MAXです。
そこに「たかだか文字風情」が対抗するためには、とにかく主人公(読者)を「すごい!」「好き!」「素敵!」「大好き!」と持ち上げる必要があるわけですね。
言い換えれば、わざわざ読みに来たのに俺を持ち上げてくれないヒロインなんか要らないのです。



ものすごく長くなりましたが、以上のことを踏まえて『神眼』や『デイリーミッション』を振り返ると、赤点も赤点だったことがわかりますね。
アイもピーラも、風吹さんも、主人公への好意は明らかなのですが、この子たち全員、はっきり「好き」と言ってないんです。
これではいけません。


スタートラインに立つために、この辺りをしっかり意識して、次に繋げたいと思います。

ではではーノシ

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する