どーもっし! 雨愁軒経です。
ずっと『タイナカサチ / Lipstick』と『そよかぜ / 未来color』を交互にリピートしてはニヤニヤしてます。イメージ主題歌設定するとやっぱテンション上がりますね。
さてさて。
改めまして、かしこいヒロインコンテスト、お疲れさまでしたー!!
いやあすごかったですね。最終的には1140作品が参加……ひえっ。
ざっくりタイトルとあらすじをザッピングしてみましたが、半分くらいは無視して良さそうかな? と思いたいところ。
男視点だけどメインは女性キャラのホームズ形式や、女性主人公だけど中身(前世)は男の作品、本人の知性ではなくチートスキルによるもの。この辺がアリかナシかで私の胃の痛みが増えますwww
もっとも、参加前に決めていた方針が合っている前提なんですけどね(白目)
『RD令嬢』を振り返ると、正直やり過ぎたかなというのが今の心境です。
他が川中島とか白鳳持ってきてるところ、一人だけとろもも持ってきてるみたいなやーつ。桃食いてえっつってんだろ陰キャぁ!という罵声が聴こえて来そう。幻聴であってくれ。
方針決定の時点で『スパダリからの溺愛ものはNG』としてはいましたが、いやもう本当びっくりするほど溺愛ものがなくってwww
求婚される系は散見されましたが、事件を解決したエンディングとして『結婚してくれ』と言われるくらいで、デートだとか初夜だとかという甘々ロマンスはなかなか見られず。
…………やっちまったなあ!
勝ち筋があるとすれば、逆にその辺が上手く機能してくれた場合でしょうか。
ただ、これ書いてんの男なんだよなー……wwww
ザッピングしている時も、主人公の考え方や心の機微に『これ作者男だろ』ってのが透けちゃって台無しになっている作品がちらほらあって。その度にきゅうううううっと我が事のように胸が締め付けられる思いでした。もちろん男が書いた恋愛モノが女性読者にウケることはありますが、それは『少女小説らしさ』とはベクトルが違うんですよね。
もう一つの武器は、サブキャラたちの存在。ナタリーやおっさんズ然り、各エピソードのカップルたち然り。特に『四品目』のナタリーはMVPあげたいくらい、予想以上のリアクション芸をしてくれていました。ぶっちゃけ男子はナタリーみたいなしっかり者の幼な妻に世話焼いてもらうの、好きでしょ?(偏見)。
強いて言えば、もう一人くらいエリカを狙うライバルヒーローがいても良かったかなと。エリカにかまってもらえるおっさんズにジェラッて、食ってかかっちゃうような犬(狼?)系男子とか。そうすると、クレイがもうちょっと寡黙の方がいいかな?
ここからは没ネタをいくつか。
○『異世界ベビーシッター(仮)』
新社会人の主人公の出勤先は異世界の保育園。一癖も二癖もある魔族の子供たちのシッターさんとして奮闘する、ドタバタお仕事ものです。
これの没理由は、まず「『学園ベビーシッターズ』で良くね?」となってしまったこと。というかアレがあってのコレですからねwwww
あとは、魔族設定がネックになったこと。幼児のギャン泣きみたいな手の付けられない状況に、魔族としての力が入るとさらに手が付けられなくて……という展開自体は絵になるんですが、結局解決法ってのは『ママ(主人公)があやす』という、賢さというよりは母性という方向に行っちゃうので、コンテストには合わないかなあと判断しました。がんばるヒロインとしてはアリなんですけどね。
○『サムライガールズ・ネクステーション』
舞台はちょっと未来の日本。VR技術でフルダイブ式になったFPSゲームを、天才ゲーマーの主人公1と、サムライの生まれ変わりである近接最強の主人公2とで、敵をバッタバッタと薙ぎ倒していくe-スポーツ×百合モノ。
最近ぶいすぽにハマっていることもあり、私の過去作『サムライガールズ・レボリューション』の概念的シリーズ作として、革命→進化と繋げるネタでした。武士道という悟りの心を、イコール賢さとして捉えたわけです。
こちらは応募要項の『少女漫画・少女小説~』という点で没になりました。また、ぶいすぽの配信を見るのは好きですが、私自身がエペやらヴァロやらをやったことがないというのもあり、そうしたFPSゲームの在り方やプレイヤーとしての考え方がわからず保留。
どちらもいつか書きたいなと思うネタではあるので、もしかしたらそのうちアップするかもしれません。多分。ベビーシッターは男性向け異世界モノになりそう?
とりあえず、人事は尽くしました。あとは天命を待つだけ。
『RD令嬢』のようなテイストの作品は前から書きたかったので、すごく楽しかったです。またなんかやりたいな。
電撃大賞からこっち、しばらく過労死ラインの生活をしていたので、少し羽根を伸ばしますww
ではではーノシ