備忘録的な。
「」の中のセリフは長すぎないのが良いとされている。
最近見かけた意見だと、アドベンチャーゲームやスマホゲーのセリフ表示欄に収まる程度。
つまり長くとも三行位に収めるのがスマートらしい。
なるほど、演説シーンでもないならそれは比較的同意できる。
長い話を区切る場合、主な方法は二つ。
・地の文を挟む
・別のキャラクターのセリフを挟む
地の文は何か動きや情景などの描写。話してる人や聞いてる人の表情の変化や内心、水を飲むなどの動作が定番。
他の人物のセリフは、自然な会話の描写になる。
あんまり同じ表現を繰り返すとロボットか特定のやる気ない接客業みたいになるので注意する。
根本的な話、話者がどういう意図で何を言い、聞く人がどう解釈してどう返すかを作者は考えなければならない。さらにそれを自分がどういう意図で、読者に何を伝えるためのセリフなのかを常に意識しなければならない。
つまり会話シーンとは、意図・表現・解釈の因果関係の二重の構築なのではないだろうか?
ただまあ気楽に、楽しく会話するキャラ達を描くのもいいかもしれない。
創作意欲とは、そういった作者の娯楽から生まれる情動でもあるんだろう。大切にしていきたいね。