語理夢中

2021年1月22日夜。 バイトから泣きながら帰ってきて、人生でこれまでにないほど消えてしまいたいと思っている時、一人でお酒を飲みながら書き始めました。 これを読みながら、私…

逆光の朝日を浴びた桜が幻想的だった。その光景に見とれていると、ランドセルを背負った女の子が横切った。

大学のレポート作成のために、古本屋で古典文学の書籍を買った青年。その本に、自分の名前と「大凶　不幸しか感じない」の文字。そして、青年に不運なことが起こり始める。いったい誰が何のた…

215回コバルト短編新人賞「もう一歩」でした。

リサイクルショップで一目惚れした赤い靴を買ったおデブの女の子。この靴にふさわしいスリムな女になることを決意する。それ以来、彼女はどんどん痩せはじめて・・・

熊と金太郎の日常？かな？ ええっと、食事中の方は読まん方がええです。 ある日シリーズ１

即興小説トレーニングというサイトで即興で小説を書く練習を始めたので、できた作品をちょくちょくここに置いておきます。制限時間は15分なので、構成だったり設定がおかしかったりするかも…

私はアイオワ州の南西部カウンシルブラフスに妻と二人で住んでいる 寒い冬には温かい料理を胃袋は欲する そんなある日、私の町にラーメン屋が出来た 私と妻は物珍し気に暖簾を潜り店…

私は高校に推薦で受かったので、一般入試を経験していません。 なので色々ガバガバですが、許してください。

第2回日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト（さなコン2）一次通過作品です。 pixivにて重複投稿されています。

　鬱々な、何で統合失調症になったのかをもんもんと考えるエッセイ。 　2020年筆。４話完結。 　今日（2021.8.27）から四日間で完成します。鬱々としているのかうつつとしてる…

初めて気が付いたのは中学二年の二学期の始業式の朝。いつもと変わりない一日の始まりだった。

群馬県太田市に伝わる昔話。 幕末の頃、長き年を経た大鼠、寺に住み着き住職を喰らうとの話あり。 村に住む大猫に退治を頼めば、三年かけて北海道と長崎から兄弟を連れて帰り退治に向かう…

与太郎、父親にせがまれて？　肝試しで山に登る。火玉に鬼瓦

太陽の神天照大神が天岩戸に隠れて早数日。世界は闇へと包まれた。 知恵の神である思兼神は天照大神を岩戸から引きずりだそうと策略を巡らすが一向に出てくる様子はない。思兼神はついにキレ…

月菜と明日香は小学校から仲良しの二人。今も噂が絶えない様々な怪異を調査するため、人ならざる力を使って全ての謎を解き明かす！　バトルも、掛け合いも、冒険（？）もある学園少女ファンタ…

終わらない就活、鬱陶しい元彼との再会、めんどいけど憎めん友達。アホくさいことが多い毎日、せやからうちは……。

詩を書きます。

人には決して言えないけれど、1人で抱えるには苦しい秘密。そんな秘密をフォロワー内だけで共有する場所があります。それが『公開ラジオ』です。誰かの大事な秘密を聞いてみませんか？ 【…

「私」は仕事を押しつけられて毎日終電に間に合わない生活をしている ある日、突然上司から「仕事を休め」と言われてから、周りに変化が訪れて

虚無の空間を表したい。

しがない探偵の俺は、街角で身なりの良い老人に声をかけられた。 「わしが死ぬ時、独りにしてくれ」 不思議な依頼の正体は、ちょっとした立てこもりだった。 老人の言葉が意味するところと…

異類婚姻譚萌えなのに猿婿の猿が死んじゃうのが気の毒だなって常々思ってたので、死なないラストを考えました。

「鶴の恩返し」の二次創作です。

怖い話が好きな女の子に最近知った外国の都市伝説を話したら、 とってもドライな反応が返ってきて超ショック！ そのことを相談した先輩が「それオカルトの話じゃない」とバッサリ！ どう…

詩 散文集「月見草」 気になるタイトルからどうぞ

長屋の大家さんがサザンの「希望の轍」を聞いたらしい。歌詞を聞いて感銘を受けたとか。 与太郎に感動を伝えようとするのだが、相手は与太だ。どうにも話が通じない。 いい話にしようとする…

　そのチラシを受け取ったことで、私の運命が大きく変わる。 （「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています）

コメント欄には、とても書けない正直な感想文を書いていたら、予想外の展開になってしまいました。その訳は……

戦後の夏が来るたびに、祖母は靖国へ参った。孫の私達にはただ一度も来いとは言わなかった。祖母は私達の世話をして五十年以上も独り身であった。

雪の中のある小屋での話。 昔話の『雪女』を下地にしたお話です。

筑波岳神の妻問　(つくばのやまがみ　の　つまどい) 新嘗祭の夕、神祖尊（みおやのみこと）は、一夜の宿を請うため、筑波岳神の社を訪ねた。 そこで歓待を受けた彼は、「筑波の山へは、…

名古屋の苦学生日比野忍と桃配暁は、思い立ってはホンダN-WGNを借り車中泊を重ねて、青森県三戸郡新郷村にあるキリストの墓に辿り着く。そして偶然にも、その磔刑のヴィジョンを体験して…

偉い先輩神様は言った。 「桃太郎っていうおとぎ話を作ってきてね」 若き神様は言った。 「桃（赤ん坊が入るサイズ）から、赤ちゃん登場ってどういうこと！？」 先輩神様の台本『桃太…

はるか昔の話。 漁師である浦島太郎は、海亀をいじめから救い、お礼として竜宮城に招待されるが…… 登場人物 浦島太郎　若い漁師。海亀をいじめから救う。 海亀　　　子供達にいじめら…

認めた句や最近詠んだ句を集めてみました。共感してもらえる句が一つでもありましたら嬉しいです。 【好きな俳句】 ・菊の香や奈良には古き仏たち(松尾芭蕉) ・山路来て何やらゆかしす…

ある村にでんせつがあった。 五さいになったら宝石にさわる。 宝石にふれて、光ったら、それは神さまの子。 ぼくはさわって光ったんだ。

Novelee、note、Twitter掲載 「とある少女のつぶやき」後輩目線の物語です。 シリーズ「呟き」2作目です

登場人物　八、熊。いつの間にか額に天冠の八と、牙のはえた熊。落語風に。

昔、田舎で遊んでいた時に狐の嫁入りにうっかり参列してしまった時の話。

画竜点睛 ——その昔、まるで生きているかのような龍の絵に目玉を描きこんだところ、 本物の龍になって絵から飛び出し、何処かへ飛んで行ってしまった—— という故事が元になった言葉だ…

「耳無し芳一」をベースにしてみました。 B級、いえ、C級・D級のむかしばなしです。 とてもおバカなのですが、残酷表現がありますので、苦手な方はご注意ください。

友人が当選した旅行に同行すると、不思議な雰囲気の漂う和服を着た少女が、主人公にだけ、これから起こるという災厄を伝える。 『太平記』の後半には、亡くなった者たちが怨霊となって登場…

戦国時代　命を落とし　首だけとなった武者 冥府を彷徨い　嘆き　慟哭して・・その果てで 受け止めたのは・・

福岡にある　 有名な大きな神社での幻影　樹の精霊　幼い童（わらべ）が巫女の姿で・・ 他サイトあります　ショートですが情感はあるかもです・・ 福岡市を舞台にした他の長編小説　『…

四谷怪談のお岩と都市伝説で日本中を震撼させた口裂け女が、世間から注目されないようになり、お互いの悩みを吐露しあった。 しかし、ある日、復活することを心に誓い、再びこの世の人々へ恐…

花街には、お稲荷さんがいてはるんどすえ。 画家と舞妓の逢瀬の物語。

自主企画応募用に書いた物です。 「耳なし芳一」のお話をアレンジした二次創作です。