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ご都合主義と面白さの境目 解決策は?

昔々、西洋圏の演劇はある神様に潰されかけました。
かの有名な機械仕掛けの神様(デウス・エクス・マキナ)です。(下図参照)
 きりきりと滑車とワイヤによって降りてきたハリボテに今までの悲劇があっという間に解決される。
 ご都合主義の代名詞とも言えるこの仕掛けは、最初の一度はいいかもしれませんが、二度目以降は全力で中指を突き立てたくなる様な代物です。

 ただ、江戸川乱歩だったか曖昧ですが、こうも言っています。ご都合主義が余りに足りなければ、また面白みにかけてしまう。テンポが損なわれてしまう。

 パルプ紙の技術を広めるという偉業の猿真似をどのように描写すべきか。大変悩ましいです。

『パルプ・クリエイション』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654272671809/episodes/16817330654552356397

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