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「淮南王の叛乱」の登場人物 その5(伍被と伍由)

登場人物の紹介、その5は伍被と伍由です。

伍被は「漢書」にも伝があるので、結構有名な人だったのでしょう。武帝もその死を惜しんだそうです。

ただこの伝記では蒯通(かいとう)ほか数人と合わせてひとつの伝になってます。
蒯通はあの有名な(国士無双)韓信の参謀で、楚漢戦争の頃に漢からの独立を唆したひとです。ですので、扱いとしては叛乱の首謀者たち、といった位置づけなんでしょうか。

伍由の方は架空の人物です。名前の元ネタは淮南八公と呼ばれる家臣・食客のなかの陳由または田由です。(陳と田は発音が同じなので混用されるそうです)
陳と田を混ぜ合わせて筆で書くと、伍に見えないこともないのでは、という事で伍被の姪、伍由という少女を創ってみました。(やはり、男ばかり書くのは面白くないですし(笑))
だんだんと、いつもの歴史コメディになっていきそうです。

次回、「呉楚七国の乱」……の予定でしたが、間にもう1,2話入るかもしれません。

しばらく(気長に)お待ちください。

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