その4も呉王劉濞のエピソードです。
劉邦から呉王に任命された時に、劉濞は意外な言葉を掛けられます。
「お前には反逆者の相がある」
50年後に叛乱を起こすのはお前かも知れない、と。
三国志ファンの方なら、ここであのエピソードを想起せずにはいられないでしょう。
そうです。諸葛亮と魏延のあれ、です。
こんなふうに「史記」や「三国志」にも、伏線という概念があるのは面白いですね。
という事で次回予告ですが、ただ今第6話はぼちぼちと執筆中です。
タイトルは「仇敵、景帝の即位」(仮)。
もう数日かかりそうです。しばらくお待ちください。