英国には、憲法がないが、マグナカルタから始まった色々な法律の集合体(?)が他国の憲法の様な役目をしている。
国歌も正式には定められてはいないが、God Save the Queen (ゴット セーブ ザ クイーン)/ 「神よ女王を護り賜え」がオリンピックなどには使われているが、この他に、二つの曲も準国歌として扱われている。
その一つが、エルサレム(Jerusalem)である。この曲は、米国では、映画Chariots of Fire (炎のランナー)で有名になった。歌詞は、ウイリアム・ブレイクという詩人(画家でもあったらしい)が書いた詩に20世紀初頭に音符がつけてられたらしい。ラグビーやクリケットの試合前に歌われる。ダイアナ妃の結婚式で歌われたビデオもある。
このビデオは、キャサリン・ジェンキンズと言うオペラ歌手だった、金髪のおねいさんが歌っている。
https://www.youtube.com/watch?v=6x_jgWm0QFAもう一つ同じ曲をローラ・ライトと言う、これ又オペラ歌手がラグビーの試合前に歌っている。
https://www.youtube.com/watch?v=KyL_F6JqFBY私がこの曲を知ったのは、高校生の時からファンになったエマーソン・レイク&パーマー(ELP)のアルバムに載っていたからだった。プログレッシブロック版は、英国では一時期放送禁止となったとか。でも、私はこのバージョンが一番好みだ。
そして、もう一つ、「我は汝に誓う、我が祖国よ」(I vow to thee, my country)と言う曲も準国歌として使われる。このビデオはダイアナ妃の葬儀で歌われた時のものである。
https://www.youtube.com/watch?v=LmeQ_M7fPMw