最近、こちらのニュースでMisogynyという言葉がよく出てくる。何年か前までは意味は知らなかったが、「女性蔑視」と訳される。社会一般で問題となっているが、アカデミックな分野でも同じで、大学などの大物研究者も、これが問題となり、有名大学のポストを辞任している。
今日の話題は、予算申請時に一緒に活動さざるを得なかった女性。この方、研究所の予算申請や報告書の作成を手助けするのが仕事なのだが、最近、怒りっぽい。タバコを止めようとしているからなのか、会いに行く度にこっぴどく叱られる。これは、私だけではなく、他のスタッフや教授もそうなのだ。正直、彼女とは仕事したくない。ここで文句をいうと、このMisogynyだとか言われかねないので、もう黙って耐えている。相手が男なら、言い返すかの知れないが、女性なので、気を使う。これも実は、女性だと別扱いしているので、女性を軽蔑していることになるのだろう。
しかし、私は、家でも妻に叱られっぱなしで、叱れるのに慣れているので、なんとかなっている。この話をして、妻に感謝するよと言ったら、笑いながら、もっと厳しくしてやると言われた(笑)。私の母が聞いたらどう思うだろうか?