ハローウィンの日に、ある国からの留学生との会話中に、幽霊とか超自然現象を信じているだろうと言われた。私は、幽霊なんて信じている物理専攻の大学院生がいるとは思わなかったと答えた。彼は本気で信じているようで、存在を力説していた。彼は、私も、そういう未確認のものを見たことがあるはずで、幽霊はいるのだと言い出した。物理学、というか、現代自然科学では、存在が証明されるまでは存在しないのと同じだと言う私。何かわからないものが存在すると証明できるかのかと言う問いに対しても、それはそれは存在するのだと言う。そう言う考え方は、宗教や、文系の分野では、あっても良いかもしれないが、「再現性のある実験で証明できるまでは、」と言う科学での定理の基では無理だと言う私。結局、お互いを納得させることはできず、会話は終了。同席した、同じ国からの院生は、私の言っていることに合意。
家に帰ってから、妻にこの話をすると、私はヒバごんを信じているではないかと揶揄われた。