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  • エッセイ・ノンフィクション

マイクロバーストという嵐

昨日、昼過ぎに、強い嵐が来た。トルネードよりも少し大きめで(半径が3キロくらいあるらしい)、風速は時速100km−150kmくらいらしく、トルネードで言えばEF0-EF1くらいの風速らしい。これが我が家から3−5キロ離れた地点を襲った。3月にトルネードが通った場所がまた主な被害地域となった。

昨夜のニュースで、3月のトルネードで家を失い、再建していた家主がインタビューされていた。ちょうど今週新しい家のフレーム(こちらはツーバイフォー2x4工法で家を建てる)が建ちあがったばかりだったのに、今回のマイクロバーストで崩壊したらしい。また建て直すと強気の発言だった。

うちは停電しなかったが、風はかなり強かった。その後、なんども照明がちらついた。実は、近所に、大木が倒れかかった電線があるらしい。これの修理は大停電地帯の後になりそうで、2−3日後かもしれない。その前に、風が強くなると、切断されて停電するかもしれない。きっとこの木を取り除くためには停電させるだろう。

日本に10年住んでいて、停電になったのは計画停電が数回あっただけだった。こちらは直ぐに停電する。

写真は、トルネードによって全壊した家を建て替え中にまた、完全に破壊された家。

2件のコメント


  • 藤田スケールってすごいですね。

    あらためてすごい人なんだな?です。

    疑問なんですが、コンクリートとかの家にしないのは、同じ被害だからですか?高いからですか?

    あと博士の住んでる地域はそれますが、地形なんですか?

    ご無事で何より、停電はやく復帰するといいですね。

    ちなみに我が家も2×4です。作り方は知らないですが。
  • コンクリートは高いからでしょうね。そして、暖房するのに不利なのかもしれません。イリノイのような北部では、地下を掘って、地下だけコンクリートにします。地下にする理由はトルネードの効果があるのが理由ではなく、北部ではパイプの凍結を防ぐために、上下水道とガスが、かなり深い位置に埋めてあるので、家の下を地下室ができるくらい掘り下げなくてはならないから、地下室を作るんです。南部では、地下室は珍しく、半地下くらいしかありません。

    地下室をコンクリートにしても、地下なら、周りが土なので、熱暖房は効果的です。

    私の済んでいるところは、比較的大きな川が流れていて、そのおかげで、丘が何層もありますから、平ではありません。緩やかな丘陵地帯といえると思います。我が家は谷になっているので、テレビの地上波が届きにくいです。

    停電は昨日の1万3000から、3,000ちょっとまで減っています。その後に、我が家の近所の倒木の始末でしょうか?きっとその時、我が家は停電します。

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