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体調が快方に向かったら、終末百合第2部に取り掛かりますががが

まず初めに、「Last Blue」をはじめ、拙作に☆をくださった方々、フォローしてくださった方々、応援コメントをくださった方々に心よりの感謝を。

いただいた暖かな感想をコピペして、何度も読み返したりしています(苦笑)。
本当にありがたく思っております。






で、現在書いている終末百合なんですが、第1部(前半)を書き終えて少しお休みしているところです。
執筆中は文字通り他に何もできなくなるので、ずっと書き続ける事は僕にはできません……。


で、第2部なんですが第1部より面白くなるのか、ちょっと自信がなくなってきた……。
普段は山場を最後に持ってくるように構成していますし、今回もそのつもりなんですが、第1部が(作者の脳内だけかもしれませんがw)思った以上に盛り上がってしまったので、あれー?? みたいな。


この作品のテーマは第2部にこそあって、第1部はあくまでも助走です。
ですが、物語の動きとか娯楽性とか、そういったものは第1部の方が強いんじゃないかなぁ、と、これはプロット段階から思っていた事であります。
最悪、第1部だけ読んだ方が面白いんじゃないか説も。
第一部も面白くねーよ!という可能性は大いにありますが、そこは作者の身びいきで。

(ゲーム風に言えば、第1部で中ボスを倒し、第2話がラスボスという構造なので、
第1部だけでは消化不良だけど、第1部だけでも話として一段落はしている、と思う)


物語を書くうえで、僕にとってテーマ性は相当重要でして、
「テーマ」と「面白さ」の両輪で物語は成り立つと思っています。

(テーマというのは、単に『このヒロインに萌えてくれ!』みたいなものや『このトリックが書きたいんだ!』みたいなものも含みますw)
そこを捨てたら、物語を書く意味がなくなってしまいます。

自分が書きたいわけでもないものを書いて、それが読者の方に仮に好評をいただけたとしても、それはなんだか違う気がするのです(そもそも、書きたくない物は書けないし、仮に書いても精彩がなく、読者にも見破られてしまいそうですが)。


しかし第2部で書くテーマが、果たして「面白さ」と両立できるのかどうか。
書いてみないとわかりませんが、プロット時点では「かなり頑張らないと難しいかも」と思っています。そもそもテーマをどの程度まで深く描けるかもわかりませんが。


まぁ、やってみないとわからないし、
第1部と第2部を足しても中編サイズなので、そこまで深刻に考えず書いてみるのが良いのかもしれません。


現在、読書はパトリシア・マキリップの「妖女サイベルの呼び声」を読んでいますが、これが想像以上に面白いです。
同時に、自分の描写力の拙さを改めて感じました。海外翻訳作品にありがちな冗長さも(特に最初に)感じますが、一度入り込んでしまえばこれもゆったりとした良さにつながっていきますし、いいなぁ、こういうの。書きたいし、読みたいなぁ。


もっとも、「サイベル」は最初の10ページはつまらないので、カクヨムの投稿だったら1話切りしてしまっていたかもしれません(汗)。

そう考えると、『プロ作家』とか『〇〇新人賞受賞』のような『ハク』がないぶん、プロ作品以上に第1話から読者を惹きつけないと1話切りされてしまう、
私たちアマチュア作家も大変ですね。




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