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ご高覧ありがとうございました

 お陰様で、「スターシップ・ドランカーズ」全話の掲載が終了いたしました。結局、120万文字を超える大部となってしまいましたが、破綻することもなく、なんとか終わることができました。ここに改めまして、厚く御礼申し上げます。

 この作品は、異星人が押し寄せてきて、地球の地ビール界隈がたまたまその矢面に立ってしまって、さぁどうする、というシミュレーションみたいなところがあります。なので「何を言いたい」といったメッセージを発するというよりは、とにかく地球が破滅しないよう、その場その場でできる限りのことを考える、といった、結構場当たり的な物語になったかなと思っています。普通に考えれば悲劇的な結末しか思い浮かばないのですが、それでもハッピーエンドにしたかったのは、今の現実世界が余りに悲劇的だからだと思います。

 この物語は書き始めてから長いので、途中読み直して色々と修正を加えてきました。内容の一部差し替えや話数番号の移動などありましたが、どうぞご容赦ください。長すぎて三巻に分けましたが、エピソード数もアンバランスですので、もう少しきれいな形にまとめたいと思っているところです。

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