2022年が間もなく終わります。今年は色々と試練の年でした。いったいいつの時代なんだというような戦争が始まって、平和であるべき国際社会に与えた影響は深刻です。来年こそはコロナも戦争も収まって、前向きな良い年になってほしいと願っています。
今年見た映画では、「トップガン・マーヴェリック」が印象的でした。F/A-18戦闘攻撃機の、ド迫力な空中シーンに圧倒されましたが、最後に登場したF-14トムキャットには鳥肌が立ちました(笑)。んな馬鹿な……を超越します、あの存在感。 とはいえ、戦争は、フィクションの中だけでお願いしたいと思いました。
新海誠監督の「すずめの戸締まり」も見ました。しっかりした主人公で、どちらかというと、目的に向かって邁進する戦士的な存在という印象を受けました。年齢も大学生か社会人くらいに見えてしまいましたが、好対照に思い浮かぶのは「君の名は。」の三葉さんです。その存在の はかなさや切なさには、今も強く心引かれます。
自分の作品はというと、「スターシップ・ドランカーズ」の作話が、ほぼ終了しました。カクヨムには積み上げて掲示してきたので、上巻、下巻、戦闘編それぞれの話数を揃えることができなかったのですが、これを今、上・中・下の三巻にバランス良く分けて、別の形にまとめたいと考えているところです。
この年末年始は、作品の通し読みを終わらせたいと思っています。しかし、何年も前に書いた上巻などは、なんでそうなるの? といったツッコミ所が散見されて、鋭意修正中です。一度発表しておいて何やってるんだと反省しきりですが、ご理解いただければ幸いです。
本作のカクヨムでの連載は、(何もなければ)春を迎える前に最終話となる予定です。それまでお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
本年もありがとうございました。それでは皆さま、どうぞよい年をお迎えください。