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第八章「奪回」が始まります

 なんとか、「第七章 潜入」をアップし終えました。

「第六章 宇宙の労働者」では、主人公とビールがどのように宇宙に上がるのか、「第七章」は、主人公が敵の宇宙船にどう潜り込むか、という話でした。当初もっと簡単に考えていたのですが、実際話を進めてみると、想像していた以上に手間のかかるミッションだったと思います。

 さて、次の第八章は「奪回」がメインテーマになります。龍退治のイメージですが、異能力者でもないごく普通の人のやることですから、そんな格好いいものではありません。とはいえ主人公なりの活躍がいよいよ本格化するわけで、それに伴ってアクションのレベルも少しずつ上がって来るかなと思います。

 それにしても、長い旅路となってしまいました。この先も8・9・10と3章ほどあって、アクションのボルテージも上がってきます。が、もう少しコンパクトに出来なかったかなと思います。振り返れば、製造終了のビールをわざわざ復刻しなければならないあたりが、ドツボの始まりだった気がします。しかし、だからといって、電話一本で届くビールだったとすると、どんなものなのでしょう……

 結局のところ、こういう諸々の事情やいきさつが絡まり合って話が進んでいくというのが、臨場感が感じられて好きなんだと思います。「これはおかしい?」とか「ここは気にくわない」などと、校閲に手間取ってなかなか先に進めませんが、あとしばらくご辛抱いただければ幸いです。

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