ご無沙汰しております。下巻がほぼ書き上がりました。
今回はSFのカテゴリーになると思われます。ただ、アイディアとしては大先輩の皆さまのお知恵をお借りしてのことでありますので、SFとしての新味はないかもしれません。どちらかと言えば、SFをベースにした社会派冒険物語といったカラーの作品になったと思います。
このような作品を作っていくとき、面白さはもちろんですが、破綻がないかは気がかりです。それには、最後まで書き上げてみないとわからないところがあります。プロットができたから行ける、と思うと地雷を踏むことがあって、私の場合、書き上げる前のあらすじなどはあてになりません。今回最後まで行って、一応物語の筋は通ったので、きっと(たぶん)大丈夫だと思います。
はじめの頃の予想では、今回の下巻は、上巻の最終章にするつもりでした。しかし、地球を守るということは、そんな甘いものではなく……。その結果、上巻よりも紙数が増えてしまいました。上巻では2日に1話といったペースでアップしましたが、何年も前に書いた文章ということもあって校閲に手間取ったことから、今回は週1回程度のゆっくりペースで掲載を続けていきたいと思います。
この先、少し長い旅になると思われます。よろしければ、どうぞお付き合いください。