拙作 ゲームティーチャー「斉藤太」の鬼畜プロゲーマー養成講座 がこの度、1000PVを突破致しました。
ありがとうございます。
さて本作は、近い将来に訪れるであろう、高度ネットワーク社会を背景にしています。と言っても、ネットやPCがより身近になった事で、一般的にオンライン環境が広く普及した、とかそんな程度の前進です。
英語で「スポーツ」と言えば競技を指し、厳格化されたルールのもと競い合うものはすべてスポーツと分類されています。その意味でいえばチェスや将棋もスポーツであり、またゲームを媒体とした競技もスポーツです。
とりわけ、TVゲームなどの映像体験に特化したコンテンツでのスポーツを、eスポーツと呼び、世界各国で驚くほどの賞金が動く大会が行われています。
アニメやゲームなど、日本が世界に誇る文化は、なぜかその国内においてイマイチ評価が良くない、そんな例にならって、ゲーム先進国でありながらゲームの社会的進出が圧倒的に遅れているのがまた日本です。
日本国内には将棋部、囲碁部、麻雀部(大学でのサークルと言ったほうが正しいが)、チェス部など、テーブルゲームを研究する部活動があっても、同じ敷居にいるゲーム部は、部活として認可されることは非常に稀です。
現在流行のファッションを勉強し、デザイン出来るようにする。
現在流行のゲームを徹底攻略し、世界に通用する技術を追い求める。
そこに差は無いと思うのですが、ゲームは卑下されがちです。
もしその卑下される感覚が国民から撤廃されたら……?
そんな事を妄想して書いた作品です。
勉強熱心な彼らがひたむきにゲームに向き合う姿をお楽しみいただければと想っております。