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ある大先輩の作家先生に指導を受けていた時の紙

ぶっちゃけ、大掃除飽きてきたんですよ。連休半日しか経ってませんけどね!
まあ、途中で仕事のメールが来たのもあるんですけど。

犀川の家(マンションですけど)は何故か同じマンション内に二部屋買ってしまいまして、あっちの部屋片付けるためにこっちの部屋に物を運び込んで、みたいなことを延々とやっていて、もうなんだかなーとなっている次第です。

今、書斎の書類を断捨離していたら、ある大先輩の作家先生に指導を受けていた時の紙が出てきました。あまりにも下手くそなわたしへの指導に疲れ果てた鬼編集者(今はなんと大手出版社の偉い人らしい)が、その先生に指導を丸投げした時期があるんですよね笑

鬼編集者が「こいつ(犀川のこと)。日本語を知らない宇宙人だと思って指導してやってください」って、わたしの前で言いやがったことが忘れられません。ぐぅの音も出ませんでしたけどね。

わたしはそれまで(今も)ガッツだけで書いていたので、こんなレベルから教えてもらってました。まあ、今でも右のようか書き方しか出来ないんですけどね笑 

先生はダンディズムを重んじるまさに「昭和の紳士」という文壇バーにいそうな渋い先生でした。気難しそうな感じなのに、人の面倒を見るのが上手で丁寧な人格者でした。本当に尊敬する先生でこの先生に出会わなかったら、犀川は鬼編集者にブチキレてデビューできませんでしたよ。



10件のコメント

  • ベン図がいい味出していますね。

    この、3つが重なり合った部分の多い人が文壇に残れる人達なのでしょうか。
  • じゃあ、宇宙語で書きます! って言ってやってください。
  • 結音(Yuine)さま

    先生は万年筆と和の色のインクを愛用されておりまして、一時わたしも真似をして万年筆と原稿用紙で書いておりました。「なんだか作家みたいじゃん!」と先生に言ったら、「いつか君も誰かに教えてあげられるような作家になれるといいね」と優しく微笑んでくれたのが忘れられません。(当時は鬼編集にアホだの無能だの言われまくっていたせいで、人に優しくされたことのない狂犬みたいでした)

    このベン図については「バランス」を説いたものだったと記憶しております。「あなた(犀川)は知識や技術を馬鹿にしすぎているところがあって、感性だけを重要視して書こうとしている」と良く言われて記憶があります。(それは今も同じで、もはや性みたいなものなんですけど)
  • 一郎丸ゆう子さま
    コメントありがとうございます。
    しかしながら、奴(鬼編集者)は大手出版社のお偉いさんになってしまったので、万が一いつか商業誌で書くことになったときは、奴の靴を舐めてでも媚びて媚びて媚びまくろうかと思います笑
  • あ、あとですね……わたしは角川とは仕事したことがないと思って、カクヨムのことをボロクソ言ってたんですが、その、出てきましてね……お名刺などが……ホホホ。
  • なるほろー
    最初の文はただの事実だけど、後の文は置いた後言葉を書き、置いた者の体格も解る文を置くと

    こまけえこたぁええんだよ!

    いやでも同じ内容でもすごく印象的になるますねー流石♪
  • 太くてたくましいでちょっとドキっとしてしまいました笑
  • お世話になっております。
    たった三行の台詞と描写でも、読みやすさや入り込み方?が結構変わるもんだなと正直驚きました。

    これが技術と知識を得ており、なおかつ優しい先生の感性も相まっているのか……。
    指先の攻撃だけで山一つ消し飛んだぐらいの一撃を見せられた感覚です。

    貴重なものを見せていただきありがとうございます。
  • 神楽耶 夏輝さま
    そういう感想が来ることは、まったく予想していませんでした笑
    たしかにそうですね。
  • 大将さま
    コメントありがとうございます。
    わたしも久しぶりにこれを読んだとき、ハッとなりました。
    なんだか「今の君は驕りがあるのではないか」と言われてるような気がしまして、背筋が伸びた次第です。

    こちらこそ、うれしいコメントを頂きましてありがとうございます。
    あれから先生の手紙が一通だけ出てまいりましたので、後日紹介させていただこうかと思います。
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